ペットボトルで水を節約しながら使う


清潔でいたいけれど、断水や停電でお風呂やシャワーが使えない。そんな時に便利なのが、ペットボトルを使った簡易シャワーです。少ない水を上手に使って、手洗いやちょこっとシャワー、赤ちゃんのお尻洗いなどに活用できるそうです。作り方もとってもカンタン!


●ペットボトルシャワーの作り方

 

1. ペットボトルの下の方にキリなどで穴を開ける。
2. 穴を指で押さえて水を入れ、キャップを閉める。
3. ペットボトルを立てた状態でキャップをゆるめると、キリで開けた穴から水が出るので、手洗いなどに便利。キャップを閉めると水は止まる。
4. 使わない時は穴を上に向けて横にして置いておく。

ペットボトルの蓋の部分に画びょうで穴を開け、ボトルを左右から押すと水が出るペットボトルシャワーもおすすめ。

 


●ペットボトルは災害時に大活躍!


ペットボトルは簡易シャワーだけでなく、水入りペットボトルを懐中電灯で照らせばランプ代わりに。空のペットボトルを体に巻いたりリュックに入れておけば「ウキ」や「ライフジャケット」の代わりにも。

 

空いたペットボトルはすぐに全部捨ててしまわず、きれいに洗って災害用にいくつか取っておくと良さそうですね。

また、お風呂に入れない在宅避難生活中でも、女性のデリケートゾーンは清潔に保ちたいところ。トイレの温水洗浄機などが使えないケースに備えて、草野さんはこんな方法を教えてくれます。

 


●握るだけでカンタン「ビデ」

 

1. キッチン用のポリ袋に水を入れ、空気を抜いてしばる。
2. 袋に爪楊枝で穴を空ける。
3. 袋を握れば開けた穴から水が出るので、「ビデ」として使用する。

水の入った袋は穴を開けず、トイレに持って行ってから穴を開けて使うことも可。なお、汚れを落とす石鹸水(アルカリ性)は女性の陰部の弱酸性の殺菌作用を弱めてしまうので、お湯や水だけで流すのがいいそうです。