「インテリア雑誌」と「ふせん」で好きなテイストを見える化!


ぐっちんさん、こんにちは。インテリアコーディネートについてのお悩みを打ち明けてくださり、ありがとうございます。私もインテリアが大好きなので、「心地よいお部屋でくつろぎたい」というお気持ちにとても共感します!

「お家」というのは、ただ生活するためだけの箱ではなく、住まう人の“魂”を毎日浄化してエネルギーを補充してくれる場所でもあると思います。好きなものに囲まれたお部屋で暮らすことは、“魂を育む”ことにもつながると私は考えています。

 

ぐっちんさんは「本当はどんな部屋が好きか? がわからなくなっているのかも」ということなので、まずは「好きを見える化」することから始めてみてはいかがでしょうか? 「家の中の雰囲気がちぐはぐ」になっているのも、自分の「好き」が曖昧になっていることが原因かもしれません。

インテリアを構成するのは、壁・家具・小物の3つの要素だと思います。この3つの“テイスト”を揃えてあげると、お部屋に統一感が出ます。“テイスト”の例としては、ナチュラルで優しい印象の「北欧系」、東洋と西洋の雰囲気をミックスした「シノワズリ」、古めかしさと上品さを併せ持つ「シャービーシック」などがありますね。ぐっちんさんもアイテム別に考えるのではなく、「自分はどんな“テイスト”が好きか?」という点に立ち返ってみるといいと思います。我が家でも、お部屋ごとに好きなテイストやテーマに基づいて、インテリアをコーディネートしているんですよ。

ここでのお役立ちアイテムが「インテリア雑誌」と「ふせん」です!
部屋全体の雰囲気が掴みやすく、テイストの違いも比較しやすい雑誌は、ネットよりも「好きを見える化」する作業に向いていると思います。ページをめくりながら、ときめきを感じるテイストを探してみてください。

素敵だと感じるお部屋のページを見つけたら、特にいいと思ったポイントに「ふせん」を貼ってみましょう。ソファやラグといった目立つアイテムに限らず、テーブルに置いてあるグラスの色、壁とカーテンの組み合わせ、窓枠とソファの色合わせなど、どんなものでも構わないので“ときめきふせん”をつけていきます。そうして全体を眺めてみると、ぼんやりしていた「好き」の輪郭がはっきり見えてくると思いますよ。

小さい頃、きょうだいや友だちとファッション雑誌を見ながら「いっせーのせ!」で好きなものに指を差して遊びませんでしたか? まさに同じ要領で、直感で選んでみてくださいね!