ちょっとの工夫で、好きなテイストにぐんと近づけます


好きなテイストの傾向が見えたら、その先はプロの方の力を頼ってみるのもおすすめです。素敵だなと思う家具屋さんに、ぐっちんさんのお部屋のお写真とふせんをつけた雑誌を持って行き、店員さんに相談してみてはいかがでしょうか。「どうしても普通の部屋になってしまうんです。こんなテイストにするにはどうしたらいいですか?」とお聞きすれば、具体的な提案をしてくださるはずです。私も、家具屋さんでは店員さんに声をかけてインテリアの相談をしたり、提案していただくことが多いんですよ。プロのアドバイスをぜひ味方につけましょう!

今できることから小さく始めたいという場合は、好きなテイストを軸にネット検索してみるのもいいですね。例えば「シノワズリ」+「DIY」、「北欧系」+「ダイニング」などと検索すれば、写真で事例がたくさん閲覧できます。その中で、真似できそうなものから取り入れてみてはいかがでしょうか。見える場所に置いてある食器の色を統一する、ランチョンマット代わりに北欧風やシノワズリ風のペーパーナプキンを使う……。こうした小さな工夫をするだけでも、好きなテイストにぐんと近づくことができると思いますよ。

注意点としては、何をどこに配置するかを考える「風水」まで一気に取り入れようとすると、余計迷ってしまう可能性が高くなるということ。風水は最後にして、いったんご自身の「好き」に集中してみてくださいね。

ちなみに私のお家は、リビングと寝室は旦那様が好きな「海と船」をテーマに、インテリアカラーに“ブルー&ホワイト”を取り入れています。一方、ダイニングは私が大好きなシノワズリがテーマ。中国の陶磁器「景徳鎮(けいとくちん)」の壺、イギリスの「ウェッジウッド」の陶器などから、昔、海外の蚤の市で手頃に購入した骨董品など、東洋と西洋を混在させながら“ブルー&ホワイト”の小物を配置しています。

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私は昔から、時間さえあれば本屋さんで海外のインテリアの本を眺めるのが大好きでしたし、旦那様もインテリアには一家言持っているので、私たちが一緒に暮らす時は「これなんてどうかな?」と、インテリアの写真をたくさん送り合ったものです(笑)。

ぐっちんさんの旦那様はインテリアにはご興味がないとのことですから、独壇場でお部屋作りできるのはとてもラッキーだと思います! ぐっちんさんの「好き」であふれる、素敵なお部屋が完成するのを私も楽しみにしていますね。

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取材・文/金澤英恵


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