裏切りやすいタイプの特徴とは?


裏切りやすい人は、どんなタイプが多いのでしょうか。
例えば、
・日ごろから約束を守らない
・感情や欲望に振り回されやすく、理性が弱い
・よく考えずに行動してしまう
・時々、連絡がつかなくなることがある
・都合の悪い質問は、スルーする
・自分の立場が悪い状況になると、逃げる
・言葉と行動が一致しない
・言葉に心がこもっていない
・性格に裏表がある
・時々、冷淡な一面を見せる
・情が薄い
・人を信じていない
・今は自分に優しくしてくれるけど、他の人には冷たい
・利己的な思考を持っている
・目的を果たすためなら、手段を選ばない
・依存気質で、すぐに被害者意識を持つ
・気が弱い
など。
このような人は、なにか都合の悪いことが起こると、裏切る可能性があるので、気を付けたほうがいいでしょう。

 

基本、人をダマす人は、心根に問題を抱えています。人をダマすためには、それだけ心に闇がないとできないことですしね。逆に、思いやりがあり、「こんなことをしたら、相手が可哀そう」と思うような人は、人を裏切れません。だから、「情が薄い」「利己的な思考を持っている」「目的を果たすためなら、手段を選ばない」という人は、要注意です。

意外性のあるのは、「依存気質で、すぐに被害者意識を持つ」人でしょう。こういうタイプは、自分に都合の悪いことが起こると、すぐに相手のせいにして被害者意識を持ってしまうので、裏切る行動をしがちです。ただし、本人は、自己の言動を正当化するので、「自分が裏切っている」という認識すら持たないことが多く、厄介なところがあるでしょう。
また、「気が弱い」人は、保身のために裏切ることがあるでしょう。

もし相手にこれら傾向があるのに、心底信じてしまい、裏切られた場合は、「人を見る目がなかった」と言えるかもしれません。その場合は、日頃から「希望的観測でものを見る」傾向はないか、「相手がいい人であってほしいから、素敵な人だと思い込んでしまう」ことはないかを振り返ってみることは大切です。
また、多くの人が、口先だけでいいことを言う人を信じやすいので、言葉と行動が一致しないような人と関わるときは、「耳をふさいで、相手の行動を冷静に見る」くらいの気持ちを持っておいたほうがいいでしょう。

とはいえ、なかには、信じてしまっても仕方ない相手もいるもの。平然と人をダマせる人はいますしね。
人に裏切られてしまうと、怒りや悲しみだけでなく、そんな相手を信じてしまった自分自身に対しても責めてしまい、苦しむ人は少なくありません。ただ、それだと、気持ちを向ける方向性が誤っています。
もちろん「自分の人を見る目が悪かった」と反省することは大切ですが、責めるのはよくありません。そんな相手を信じてしまった自分のことを許すことも大切です。
それについては、次のページで紹介します。