6マスク姿がおしゃれにみえるのはボブかショート。“私らしさ”が輝くハイセンスヘア

マスクありきの生活がノーマルな今、マスクをしていても外しても、自分らしさが際立つおしゃれ上級者の髪型を紹介します。

マスクのせいで老け込んで見える？
その印象、髪型で劇的に変えられます

コロナによってマスク姿が日常スタイルへと定着しました。口元が隠れることによって「ほうれい線が目立たない」「いっそメイクはしなくていいや！」などメリットもありますが、反面、どんどん“自分の顔に対する緊張感がなくなる”ことも……。今までアンニュイ系にしていた長めの前髪も、マスクありだと途端に自分が野暮ったく見えてしまったり、顔を隠すことは、大人年齢の女性にとって都合のいいことばかりではありません。

そんな背景もあって、都内の人気サロンでは近頃、大胆にカットする人が急増しているとか。銀座のヘアサロンCocoonの泰斗さんによると「最近リクエストで多いのが前髪のデザインチェンジ。数十年ぶりに眉上にカットする人や、厚めバングを卒業して透け感あるシースルーバングにするなど、マスクとのバランスを重視する人が多い印象です。あと、顔全体が地味にならないよう、大人のブリーチカラーも増えてきましたね」とのこと。
今までならダメージ覚悟のブリーチヘアも、近年は“ケアブリーチ”というダメージレスタイプが開発されるなど、大人のおしゃれ魂を後押しする画期的な薬剤も登場しているから安心。

マスク時代だからこそできる、ちょっぴり大胆なおしゃれヘアで久々のイメチェンを楽しんでみましょう。

進化した傷まないブリーチで
大人のハイトーンをコロナ禍の今こそ満喫

加東智恵さん・37歳

自身のファッションブランド「KAYLE」でデザイナーをする加東さんは、マスクありきの生活になってからブリーチカラーにシフトしたそう。「今までのスタイルがなんとなく地味に見えてしまって。ハイブリーチにして透け感カラーを重ねるようになったら、全体の雰囲気に透明感が出た気がします」といいます。ヘア担当の百冨さんによると「最近ではケアブリーチという、ダメージレスに近いブリーチ剤が登場しています。これにオレンジベージュを重ねてシアーな印象にしました。上品かつモード感が出るので大人世代に似合うハイトーンです」
担当スタイリスト・百冨友香理さん（bloc japon）　衣装協力・KAYLE

マスク時代にチャレンジしたい
80’s風・マスキュリンスタイル

太刀川陽子さん

艶やかで美しい黒髪は、大胆な前上がりのグラデーションカットでネオ80’ｓ風ショートに。内側の髪を短めにカットしているので、ハチ部分が膨らまずコンパクトに仕上がり、小顔効果も高まります。ワンレングスに合う大胆な分け目にすることで、マスクありきでも額や目元がバランス良く出て、華やかさをキープ。クール感とモード感がいい具合いにマッチした、まさに大人の個性派ヘアです。
担当スタイリスト・豊田永秀さん（STRAMA）

マスクありの時代にぴったり！
コンパクトで軽やかなベリショヘア

阿部杏子さん・44歳

おしゃれ感たっぷりのベリーショートや短めバングは、大人になるにつれて諦めがちなヘアスタイル。でもコロナ禍の今、再ブームになっているとか。「顔がマスクで隠れる時代、目元を大胆に出すことで地味な印象が解消され、脱・コンサバな顔立ちをアピールできます」と担当の泰斗さん。ピンカールを施すことでクシュっとしたヨーロピアン風のクセ毛カールに仕上がり、顔立ちも大人キュートな印象に。ファッションの幅も広がりそうです。
担当スタイリスト・泰斗さん（Cocoon銀座）

長く続くマスク生活ですが、発想を変えれば顔の半分が隠れるコロナ時代、ちょっぴり大胆なイメチェンヘアも挑戦しやすいもの。ワンランク上のおしゃれヘアで、ピンチの時代も明るく前向きに、そしておしゃれ魂を絶やすことなく過ごせたらいいですね。

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