甘いもの、カフェイン、お酒と上手に付き合う

 

甘いものを食べたくなるのは、急激に血糖値が下がってエネルギー不足のとき。手っ取り早くカロリーを摂れるので自然と手が伸びるのです。カフェインやお酒は、血糖値を上げたいときに欲しくなり、交感神経を優位にさせ、アドレナリンが出て高揚感を得られます。どちらも血糖値の乱高下に拍車をかけ、自律神経のバランスを乱すので、カラダへのダメージは相当なもの。疲弊して老けを加速させてしまいます。

大切なのは我慢ではなく、我慢できない理由を考えること。甘いもの、カフェイン、お酒が欲しくなるのは、血糖値の乱高下が原因なので、これを引き起こさない食べ方に変えていくしかありません。嗜好品を我慢するのではなく、自分の決めたルールで摂れば、ルールを超えて摂ってしまったとき、その原因を分析でき、次の摂り過ぎを防げるようになります。

 


食事と食事の間を6時間以上空けない

 

食後にだるい、眠いはいつものこと。誰もが同じだと思っているかもしれませんが、それは違います。昼食後に眠い、夕方に甘いものが食べたくなるのは急激な血糖値の上がり下がりによって食欲をコントロールできなくなっているからです。こうした血糖値の乱高下によって自律神経が乱れてだるくなったり疲れやすくなったりすると、覇気がない、元気がない、老けて見えるということになります。

血糖値の乱高下を防ぐには、食事と食事の間を6時間以上空けないこと。朝食を抜いて腹ペコの状態でランチを摂れば、急激に血糖値が上がるのは目に見えています。時間が空いてしまうときは、おやつ選びを上手にすることが大切です。おにぎり、スープ、ナッツ、和菓子、甘栗、フルーツなどがおすすめ。おやつの糖質は1日20g程度にとどめましょう。