90年代に一世風靡した、元祖スーパーモデルたち。アラフィフになっても現役で活躍するシンディ・クロフォードやナオミ・キャンベルたちのニュースはよく見かけるのに、人気が高かったリンダ・エヴァンジェリスタの話題を聞かないな〜と思っていたら。なんと、美容医療の施術を失敗されて、無残な姿になってしまっていたことがわかりました。「私はマスコミが報じているように、誰だかわからない姿になってしまった」と、ショッキングな発言をしています。

2004年当時のリンダ・エヴァンジェリスタ。写真:Best Image/アフロ


これはリンダ本人が、「仲間たちは活躍しているのに、どうして私は仕事をしないのかと疑問に思っている皆さんへ」と、自身のインスタグラムアカウントで告白して判明したもの。


リンダは5年以上前に、ゼルティック社による「クールスカルプティング」という、脂肪を冷却することで脂肪細胞の数を減少させてボディやフェイスラインを整えるという施術を受けたところ、「約束されていた結果とは真逆の結果となり、外見を無残なまでに酷い状態にされてしまったから」と、その理由を説明しています。

 

この施術は「メスで切らない痩身法」としてセレブにも人気のものですが、リンダの脂肪細胞は減るどころか増えてしまい、とても痛い手術を2回受けたけれど成功せず、未だに醜いボディのままでいるとか。どんな状態なのかは想像もつきませんが、美しくなろうとして受けた施術でそれは、辛いですね……。

リンダのこの状態は、PAHという、脂肪が増大してしまう珍しい症状のためで、これにより彼女は深刻な鬱と悲しみ、自己嫌悪というサイクルに陥り引きこもるようになったとか。

この投稿でリンダは、ゼルティック社を提訴することを表明。「こんな生活に疲れてしまった。もう以前のような私の外見ではないとしても、これからは顔を上げて外に出て行きたい」と、この状態から立ち直りたいという意思を打ち明けています。

私もここ数年、外見の加齢に悩み、そろそろ何かアンチエイジングの美容医療を受けた方がいいのかとず〜っと逡巡を繰り返しているのですが、こういうニュースを見ると、やっぱりちょっと躊躇してしまいます。成功しているケースの陰に、こうやって失敗の後遺症に悩む人も存在している。考えさせられてしまいますね。


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