妊娠したいとき以外はピルで排卵を抑えるという選択も
このようなリスクがわかっているのですから、妊娠したいとき以外は、低用量ピルで排卵を抑えるのもアリな時代。
低用量ピルなら、エストロゲンが適度に体にある状態を保ちながら、排卵を抑えることができます。
また、最近は、3か月に1回生理のような出血が起こるようにする「ヤーズ フレックス」という超低用量ピルも出てきています。生理の回数が減れば、その分、PMSも減ります。
ピルに抵抗感がある人もいると思いますが、現代を生きる女性にとって、生理の回数を自分でコントロールすることは、リスクマネジメントのひとつなのです。
<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』
著:産婦人科医 高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
発売日:5月27日(金) 予約受付中!
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ミモレの連載と書き下ろしで構成された高尾先生の書籍が発売になります!
女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。
イラスト/Shutterstock
前回記事「毎月の生理に振り回されたくないならピルを選択肢に【産婦人科医・高尾美穂】」>>
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