お元気ですか。
朝起きるのが辛い季節がやってきましたね。
起きたらすぐ靴下を履いて、足首冷やさないようにしましょうね。

 
 


【写真】宮下今日子さんの私服スナップ>>


さて、私はこちらのお稽古真っ只中です!!
『本日も休診』

©️2021『本日も休診』

「いつかご一緒したい!」と思っていた、演劇レジェンドたちがこんなに。
これ、ほんとに凄いことなのです!!

柄本明さん、笹野高史さん、佐藤B作さん、ベンガルさんは、1970年代に串田和美さん率いるオンシアター自由劇場に参加されて出会い、その後、柄本さんとベンガルさんは東京乾電池を、佐藤B作さんは東京ヴォードヴィルショーを立ち上げ、今も劇団の活動を。
そんな皆さんに柄本さんが声をかけて、今回初めて一堂に会することに。
稽古場でずらり並んだ皆さんを見ると、改めて感動しちゃいます!

柄本明
  • 笹野高史
  • 佐藤B作
  • ベンガル

どんなお話かといいますと。
那須で医院を開いていた見川鯛山という実在の人物が主人公で、ご本人が書いていた随筆、短編小説を元にした、柄本さん演じる鯛山先生を取り巻く人々の物語です。

鯛山先生の奥さんを演じるのは花總まりさん。昨年の大地真央さんとの『おかしな二人』がとても素敵でした! まりさんが、昭和の日本にいらっしゃるのを見られるのはとても貴重かと!!

花總まり

私はもう、皆さんのお稽古を拝見できるのが嬉しくてたまらないです!
「同窓会のようだ」とおっしゃっている先輩方ですが、共通しているのは、その場を掴むスピードの速さ! セリフ覚えも早くて、テンポも速くて、アイデアも湯水のごとく。ほんとに70代ですか!? びっくりです。演劇筋肉が素晴らしく強いのを感じます。めちゃくちゃかっこよくて、釘付けです。
ぜひ見にいらしてください!!

もう1つオススメを!
阿佐ヶ谷スパイダースの新作『老いと建築』

 

或る建築家の設計した一戸建てと、施主である一人の女の老いと人生、その家族を照らし合わせようという作品。
どんな作品なのか興味津々!
阿佐ヶ谷スパイダースも、『本日も休診』の先輩方のように、長く続く劇団になりますように!!


ではまた再来週に!!


<今回ご紹介した舞台>

『本日も休診』

昭和40年代の那須高原。小さな診療所のあるじ、型破りな医師の“山医者”こと鯛山先生と、個性豊かな村人たちが織り成す人間模様をユーモラスに描く。人が人を癒やすこと、人がすこやかに生きることの意味を問いかける。実在した医師、見川鯛山による人気エッセイ『田舎医者』シリーズを下敷きに書き下ろす新作舞台。

■日時:11月12日(金)〜28日(日)
■会場:明治座
■チケット料金(全席指定・税込):S席12000円、A席(3階席)6000円
■原作:見川鯛山「田舎医者シリーズ」
■脚本:水谷龍二
■演出:ラサール石井
■出演:柄本明 花總まり 
渡辺大輔 能條愛未・中島早貴(ダブルキャスト)
佐藤B作 松金よね子 ベンガル/笹野高史
伊藤裕一 佐渡稔 魁三太郎 有薗芳記 谷川昭一朗 菅原大吉 宮下今日子 稲村梓 かんのひとみ 星野園美 仲坪由紀子 ただのあっ子

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阿佐ヶ谷スパイダース『老いと建築』

バリアフリー化を余儀なくされる家。独り暮しの老婆は老いを受け入れることができず、さらにその先の改装・改築を考えている娘や息子にはこの家を渡したくはないと思っている。「同居」を口にし始める子供達や孫達、家を設計した建築家、既に先立った夫の幻影と思い出が入り混じり、老婆の言動は乱れて揺れ動く。阿佐ヶ谷スパイダース2年ぶりの新作公演。

■日時:11月7日(日)〜15日(月)
■会場:吉祥寺シアター
■チケット料金(全席指定・税込): 一般5500円 バルコニー席3000円ほか
■作・演出: 長塚圭史
■出演: 村岡希美 志甫まゆ子 坂本慶介 藤間爽子 富岡晃一郎 木村美月 中村まこと 李千鶴 森一生 長塚圭史 伊達暁
※松本公演:12月4日(土)〜5日(日)  まつもと市民芸術館 小ホール


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撮影/目黒智子
構成/神山典子

 


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