前半は「癒し」のタイミング。“推し活”も捗りそう

 

新しいことを学び、アイデアを形にしていく。そんな春の芽吹きを感じさせる2022年ですが、年の前半と後半ではそのスピード感がまるで違うのだとか。水晶先生が西洋占星術から紐解いたその傾向とは?

「2022年の5月11日までは、木星が【共感・共有・癒し】がテーマの魚座に入っています。少しまったりムードになって、2021年までに溜まったしんどさや疲れを癒す期間になりそう。リアルな恋愛より“推し活”で癒される人も増えそうです。エンタメ界を見ると、しばらく多人数グループの人気が出やすい状況が続いていましたが、2022年は5月11日〜10月28日まで木星が“始まりの星座”の牡羊座に入るので【自立・先駆者・新しさ】が注目を浴びます。ソロで活躍するスターが颯爽と登場する可能性も高いので、ぜひ期待したいところ。ちなみに魚座には動物やペットのイメージもあるので、アニメ『ウマ娘』のような、動物をモチーフにした作品も増えるかもしれませんね」

 

後半は「集中」モード! ネットの“うねり”に注意

 

「木星が牡羊座に入る年の後半は空気が一変。ボーッとしていると置いていかれそうなスピード感が世の中を覆います。それには、2年半に一度逆行する火星が、2022年8月20日〜2023年の3月6日まで、半年近く双子座に滞在する影響もあります。双子座はネットとも縁が深くて、牡羊座の木星と火星と双子座が組み合わさることで【ネットの世界での激しい競争が起きる】イメージに。具体的には、SNS上でのバトルや炎上騒ぎが増えるかもしれません」

さらに、天中殺の視点で見た場合でも、このネットへの影響は強く出そうなのだとか。2022年からは「寅卯(とらう)天中殺」になるのですが、具体的にはどのような影響がありそうなのでしょうか。

「寅卯天中の人は、【他人を巻き込むのが得意なムードメーカー】タイプが多いので、そういう人たちが天中殺になると、普段より巻き込む力もパワーアップします。フェイクニュースに踊らされたり、世間の声に逆らえない空気が漂ったり、世の中を誤ったうねりに巻き込むようなことが、ネットを中心に起こりやすい傾向もある年。正しい情報を見極める力を持って、煽られたり、巻き込まれたりしないために身を守ることも大切です。2022年後半は特に、いつもより少しだけ慎重にネットと向き合うといいかもしれません。

2022年5月以降に起こる一点集中は、2023年以降に爆発するための火薬のような役割も果たします。なので、仕事でも恋でも、新しいことに集中したり、心をポジティブな方向に向けるものものにアクセスするように心がけるといいですね。くれぐれもネガティブな方向に集中して爆発してしまうことのないよう、注意してください」