愛用ブーツ2
ベーシックな黒のブーティ

2020年1月29日、ナーサリーを訪問。ニット/セザンヌ ブーツ/アクアタリア 写真:Joanne Davidson/Camera Press/アフロ

2足目の愛用ブーツがこちら。
足首までの長さのショートブーティで、黒のスエードに、5センチヒール。ウェスタンブーツのニュアンスがありつつシンプルに洗練させた、いわゆるサイドゴアのデザインで、甘さや無駄ががないので、とにかく合わせやすいショートブーツといえるでしょう。
しかも耐候性スエードなので、ロイヤル公務時だけではなく活躍してくれること間違いなしの一足ですね。

 


愛用ブーツ3
シンプルデザイン+ファー付きのウェッジブーツ

2013年12月6日、小児ホスピスを訪問。 ジャケット/リース ブーツ/アクアタリア 写真:代表撮影/AP/アフロ

ちょっと見えにくいですが、このブーツも冬の愛用アイテムです。
黒のスエードに、サイドにはメタルのバックルが付き、インナーにはフェイクファーが。そのため、ブーツのサイドやトップ部分に、ファーがトリミングのようにアクセントになっています。
先ほどのプレーンなデザインがスタックヒールであったのに対し、こちらはウェッジソールと、フェミニンで女性らしいデザインのブーツです。
ロングジャケット+スキニーに合わせることによって、カジュアルスタイルをエレガントに見せていらっしゃいますね。


愛用ブーツ4
レースアップの太ヒールブーツ

2019年2月5日、ロンドンの学校を訪問。 ワンピース/エポニーヌ・ロンドン クラッチ/マルベリー ブーツ/L.K. ベネット 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
写真:代表撮影/ロイター/アフロ

最後の一足は、デザインブーツです。
こちらもやはり色は黒。そしてスエードですね。アイレットのレースアップがアクセントになった、デザイン性があるタイプです。
アーモンドトウのやや丸みのあるシェイプに可愛らしさが漂いながらも、ヒールが太めなので、全体的にクラシックな雰囲気が強いので、ロイヤルスタイルにとっても活躍するブーツです。適度なボリューム感があるので、ワンピースからコートまで、合わせやすい一足ですね。

もうお気づきだと思いますが、キャサリン妃の愛用ブーツは、どれも黒やブラウンといった定番カラーばかり。
基本は黒が中心ですが、カジュアルなタイプはブラウンが定番。ヒールの形や高さでテイストを変え、ワンポイントのデザイン有無でバリエーションをもたれていることがわかります。
温暖化の影響か、11月に入ってもまだなお暖かい日も続くとはいえ、そろそろ気分的にも季節感は取り入れたいもの。洋服を変えるより、靴を変えるだけで印象は変わるので、キャサリン妃スタイルを参考にしながら、まず靴の衣替えをしてみましょう。
 

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)


前回記事「自信に溢れ輝くキャサリン妃。鮮烈な「赤」をエレガントに着こなす方法」はこちら>>

 
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