自分の作った「体裁」にこだわらない
最後にご紹介するメソッドは「形式を変えてみる」です。
企業のオウンドやSNSにせよ、個人アカウントにせよ、ある程度”形式のルール”を決めていることが多いでしょう。このブログは「婚活」をテーマに書くとか、最後に必ずおすすめアイテムを紹介するなどの内容に関することや、写真は何カット入れる、動画をつけるなどの見栄えのことまでさまざま。明確にルール化されている場合もあれば、無自覚にこの投稿はこうするものと決めているケースもあるでしょう。
統一された体裁や、連続性のあるテーマで発信していくことは、ファンを作る上で非常に重要です。
しかし、自分で(自分たちで)決めたルールは変えてもいいのです。私が思い切って変えたほうがいいと思うケースは二つ。
(1)思ったより反響がない場合
(2)負担が大きくて継続が困難な場合
「思ったより反響がない」と感じたら、早めにやり方を変えてみましょう。残念ながら今の投稿がウケてないとしたら、ウケてない理由があります。このまま同じ体裁で続けていても、突然爆発的にリアクションが増える可能性は低いでしょう。
「婚活ブログです」と宣言しちゃってたとしても、推しのライブの話を急に語り出しても構いません。それで反響があれば、また婚活の話に戻しても良いのです。
内容は変えなくても、タイトルの付け方を変えてみる、であるだ調をですます調に変えてみる、写真を1枚から3枚にしてみる……などなんでも構いません。WEBでは、自分で設けたルールにこだわりすぎないことが大事です。
また、形式を変更すべきもう一つのケースは「負担が大きすぎる」場合です。
・毎回ゲストをよんで対談形式にしよう
・必ずおすすめを3つ紹介しよう
・簡単なハウツー動画をつけよう
など、やる気に満ちていた立ち上げ時には「絶対このほうがいい!」と思っていたやり方も、継続的していくには心理的・金銭的・時間的コストが大きくのしかかってしまうことも。
自分で決めた体裁ルールに達しない(ゲストが決まらない、動画を撮る時間がないなど)から更新ができないとなってしまっては本末転倒です。
”持続可能な”形式に勇気を持って変更しましょう。
最初に「頻度を上げてみて」と提案しましたが、継続が辛くなってきてしまったら、頻度を下げる、新しい体裁が決まるまでお休みすることも重要です。
発信者がしんどそうな気配は、読み手やフォロワーも敏感に察します。何よりご自身が楽しく続けられる頻度や体裁を探ってみてくださいね。
今日のBata’s Point
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