ヘアカラーが空前の大ブームとなっている今、大人世代にも取り入れやすいのがインナーカラー。スタイリング次第で髪色の見え方がガラリと変わるので、オンとオフのそれぞれにマッチしたヘアスタイルを楽しめるのが特徴です。
今すぐマネできる3つのスタイリングを「grico」のスタイリスト・バタコさんが提案します。

ここにハイライトを入れました!

 

表面の髪をめくった顔まわり(耳の幅に合わせた太さ)にカッパーオレンジのセクションカラーをオン。両サイドに入れています。

 


パターン1
遊び心がセンスのよさにつながるカラーリング

 

表面の髪をサラッと耳掛けするだけで、まるでイヤリングのようにハイライトをアピールできます。「自然な束感があるほうが髪色の差が鮮やかに見えるので、ヘアバターなど油分のあるスタイリング剤を髪全体に薄っすらなじませるのがおすすめです」(バタコさん)


パターン2
きちんと感を重視の日は、表面を被せてカモフラージュ

 

「表面の髪は、ナチュラルなグレージュブラウンで染めているので、カラーリングした髪を隠すようにスタイリングするだけで、内側の色は全くわからなくなるのが特徴です」と、バタコさん。オフィスシーンや冠婚葬祭など、きちんと感を出したい日は簡単にカバーできます。


パターン3
色を全部出してトレンドヘアをアピール

 

表面の髪を後頭部の方に流すように耳掛けして、セクションカラーをガッツリ出したスタイル。色の鮮やかさをアピールできるので、ナチュラルなメイクで抜け感を出すとバランス力がアップします。モードに寄せたいときは、ブラックカラーのファッションと組み合わせると大人クールな雰囲気に。
 

おしゃれ美容師さんもセクションカラーが定番です!


セクションカラーはおしゃれ美容師さんの間でも人気のあるデザイン。連載の撮影中も「マネしたい!」と思う、素敵な髪色の美容師さんにたくさん出会えます。

中でも「ハイセンス!」と感じたのがK-TWO AOYAMAのスタイリスト・木村亜沙美さん。オリーブ系のセクションカラーを前髪の内側と耳まわりに入れています。

耳掛けして髪色をアピール!

 

サイドを下ろすとバングが際立つ!

 

木村さん曰く「オリーブ系は透明感が出やすく、流行のスクエアボブとも相性がいいのが特徴。大人世代でもクールにきまります」とのこと。髪色でちょっぴり攻めた印象にしたい人におすすめです。

シーンや気分に合わせて髪色の雰囲気をガラリと変えられるインナーカラーやセクションカラー。冬のファッションはどうしてもダークに傾きがちですが、髪色に遊びを加えるだけでパッと華やぎ、トレンド感もアップします。この時期にトライしやすいカラーリング。あなたの髪でも楽しんでみて!
 

Salon Data• grico東京都渋谷区神宮前6-14-12 モードS2F 3F
tel. 03-6427-9062

• K-TWO AOYAMA東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山8F
tel. 03-5778-3329


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撮影/古谷利幸
取材・文/小澤佐知子
構成/國見香

 


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