「NO」を伝えることが容認される社会へ

 

そういう違和感は“なんとなく感じるもの”ではありますが、なんとなくのくせに正誤の判断においては正確無比な的中率を叩きだしたりもする、精密なコンピューター顔負けの不思議なもの。“違和感”は私たちに備わった、天然のセンサーなのです。

ただ、人の世の習い、習慣、惰性、情に負ける等でどうしても“違和感”を感じているのにNOと言うことができないということは往々にして起こり得るもの。とはいえ、「違和感を無視すること」は詰まりの発生に繫がりかねないこともあるので、バイブス至上主義であるこれからの風の時代においてはスマートにNOを告げる・離れることもマナーであり、またそれが容認されるような社会になっていくはずです。

 

クリアであること、フェアであること、過剰な気遣いをしないこと、思ったことをうまく伝えること。これらが、とても重要になってくるのが風の時代の生き方であると仮定すると、違和感を感じとるセンスが大事であることはもちろん、そのサインを無視せずに上手に軌道修正をかけたり、また必要に応じて距離を取るなり、お断りしたりできる、といったものもこの時代を生き抜くために向上させるべきセンスではないかと思うのです。

また、土の時代にファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士、不動産鑑定士といった職能が登場したように、この風の時代にもヒューマンスキル、とりわけコミュニケーションのセンスを開発する講座やトレーニング、ブートキャンプすらも売り物としてマーケットに出てきたりするかもしれません。

次回は、「運命の人と引き寄せ合える風の時代!恋愛は条件マッチングより純愛志向へ」(12月30日公開)についてお届けします!

(この記事は、yuji著『風の時代の未来予測』から一部抜粋・改変したものです)

yujiさん
星読み係、ヒーラー。香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心をする。現在は各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをSNSにて発信している。著書に『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『yujiの星読み語り』『神さまと顧問契約を結ぶ方法』『神さま手帖』(すべてワニブックス)など。最新刊は『風の時代の未来予測』(講談社)。
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『風の時代の未来予測』
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6万部を突破した前作『「風の時代」に自分を最適化する方法』から1年。「風の時代」という言葉は世間にすっかり浸透しましたが、実はまだ前時代からの移行期間中。世界が変わる本番は、まだこれから!

【この本のポイント】
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2. 風の時代が終わる200年後に世界はどうなるのか、衝撃の「3つの予言」を掲載!
yujiが星を読み予測した3つのパラレルストーリーはかなり大胆ですが、江戸時代の人が現代を予測するのと同じと思えば、その奇想天外さも納得です。

3. 風の時代を生きるための最強武器「バイブス」を徹底解説
目に見えないものが大事にされる風の時代の最大の武器としてyujiが推すのが「バイブス」。人間関係もビジネスもこれに左右される時代に。

4. 12星座別のキロン星読みで、あなたの「魂の傷」と「超才能」がわかる
あなたのキロンがどの星座にあるか、簡単な早見表でチェック! この時代に克服すべき「魂の傷」と、それを超えた先に手に入る「超才能」がわかります。

構成/金澤英恵

星読みyujiの新著『風の時代の未来予測』から、新時代の「生存戦略」を紐解く!〈全7回〉

第1回 風の時代に疲れてない?優先すべきは“風っぽさ”より自分らしさ>>
第2回 「土の時代っぽい人、風の時代に変われない人」はどうしたらいい?>>
第3回 風の時代を生き抜く最強武器は「バイブス」!【星読みyuji】が徹底解説>>
第4回 「言葉」はエネルギーで食事みたいなもの。波動が上がる言葉を食べよう>>

第6回  運命の人と引き寄せ合える風の時代!恋愛は条件マッチングより純愛志向へ(12月30日公開)
第7回 自分を変えたいと願うなら、最短コースはまず「環境」を変えること(2022年1月6日公開)

 
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