「土の時代」から「風の時代」へ、そのビフォー・アフターの世界を星の景色から紐解いた前作から約1年。星読みヒーラーのyujiさんが新著『風の時代の未来予測』で語るのは、風の時代の門をくぐった今だからこそ見えた、新時代の「生存戦略」です。「風の時代っぽいか」よりも「自分らしさ」を大切にすることが追い風を味方につけるカギ、とyujiさん。でも、「自分らしさ」を好きになれない、「自分らしさ」が見つからない、という方もいるかもしれません。風の時代の水先案内人・yujiさんは、「今こそ自分を本気で変えたい」と考える人に最適な「理想の自分」に近づくための方法を教えてくれます。


自分を変えたいと願うなら、まず環境を変えてみる


万人に言えることだと思うのですが、もし本気で自分を変えたいと思うなら、一番てっとり早い方法の一つは「環境を変えること」ではないでしょうか。

人は周辺環境から無数の情報を受け取ります。例えば、今、あなたが座っている椅子。無自覚かもしれませんが、“接触部分”にはなんらかの感覚があり、意識するとそれが柔らかいとか硬いとか気持ちいいとか実はフィットしていないとかわかったりするものです。

 

ほかにも窓の外に見える景色とか、そういうものも“意識しては見ていない”かもしれませんが、その景色があなたに伝える色の効果やバイブスはしっかりあなたに届いているのです。

 

無意識的か意識的に捉えるか。そこにあるのはそれだけの違いなのですが、脳は抜かりなくそれらを処理しているので、無意識的に捉えたものもしっかりと脳内に蓄えられていくのです。

情報化社会と言われる現代社会ですが、その意味ではこの社会はある意味NOTブレインフレンドリー。この世界はどうやら私たちの脳に負担をかけ続けるもののようです。

とはいえ、現状を憂えても仕方ありません。現代社会、とりわけ都市部での生活は脳負担が多いという事実をしっかりと理解し、意識的に“無意識的に”取り入れているであろうことにも目を向けてみることが大事だろうと思うのです。