人生の半分は閉経後!
だから閉経神話よ、さようなら!


よく、こんな風に言われます。「女性は60代が1番元気!」と……。これ本当です。それすら、実は閉経を過ぎたことが大きいのではないか? とさえ思ってしまう。だから以前から思っていたのは、終わりを意味する「閉経」という言葉が、そうした感覚とあまりにもズレているということ。むしろ2回目のスタート。それもセカンドピークの始まりと考えてもいいのではないでしょうか。

ただ、ガクンと歳をとったと感じた人も多数いることは事実。その違いはなんなのでしょうか。思うにこれは、やはり“歳をとる気がない”か、“歳はとるものだと思う”か、その違いではないかと思うのです。
おそらく意識の美容が最も功を奏するのはこの閉経時。そこで、歳をとるつもりなどサラサラない人は、おそらく女性ホルモン、エストロゲンの代わりをしてくれるものが人よりも多く分泌されるのではないかと考えてみたのです。
最近では話題のホルモン「オキシトシン」が、あくまで間接的にその役割を果たしてくれるのではないかとする説も浮上。そういうふうに状況証拠を集めるような形で、今までわかっていなかった閉経後の女性の体の変化が、次第に明らかになってくるはずです。

その時、閉経後の方が人はキレイになるという、逆転の“とんでも提言”にも、多少の真実味が出てくるかもしれません。いやそうであって欲しいし、そうでないとこれからの100年人生、暗いものになってしまいます。
だから、言いたい。閉経神話よ、さようなら。

これから閉経を迎える人や、それを怖がっている人へ、むしろ美しさが安定する可能性を信じてみてください。いや、美しさが逆走する未来も信じて欲しいのです。きっと何かが女性ホルモンの代わりをしてくれるはず。だから、いっそ閉経後を楽しみにしてみてください。人間に与えられた物凄い潜在能力を信じて!

 
閉経後から
キレイになる人の、美容計画

閉経を過ぎても、これがあるから大丈夫クリーム!

話題の幸せホルモン「オキシトシン」の分泌を高める作用を加えた、アルビオンが誇る高級クリーム。もともと女性ホルモンエストロゲン様成分のほか、人間の若さの源、DHEAも配合、これでもかと言う贅沢極まりないエイジングケアクリームだが、そこに今度は、オキシトシン美容を搭載。まさしく女性ホルモンの代わりをしてくれるような効果を発揮する。極上の肌触りや陶酔系の香りもオキシトシンを高めてくれ、ともかく閉経を迎える人には、“セカンドピークのスタート記念”として、試してほしい。

 


40代からは、この調整ジュレでホルモンバランスを整えながら歳をとる

女性ホルモンに似た働きをする“エストロゲン様作用”に加え、エストロゲンが過剰なときにそれを抑え、さらには男性ホルモン、アンドロゲンもコントロール、まさに至れり尽くせりでホルモンバランスの乱れを抑える救世主、エクオール。これを自分の体の中で作ることができない人は、日本人女性の場合約50%といわれるが、特に味噌汁と納豆の食習慣がなくなった世代はその値がかなり減ると言う。そこでエクオールと最も積極的に取り組んできた大塚製薬が、エクオールのほか、コラーゲンもたっぷり加えて30代後半から始められるホルモンバランス調整ジュレとも言える「エクエル ジュレ」を作ってくれている。実においしいジェルをヘルシーなお菓子の代わりに日々とっているうちに、ホルモンバランスの暴れも感じなくなるはず。そしてもちろん更年期へ向け、失われる女性ホルモンをしっかりと補ってくれるはず。
 

更年期こそ、体の芯から浄化してくれるフェムテックウォッシュを!

ホルモンバランスの乱れでなんだか体中がざわざわする時、このデリケートゾーン専用の涼やかなウォッシュオイルを使って優しく洗うと全身が本当にすっきり、嘘のように清々しく浄化された気持ちになる。今やフェムテック系ウォッシュも様々なタイプがあるが、私はこのオイルを強くお勧めしたい。ウォッシュオイルと言えば、メイクイット &コー。新作のウォッシュオイルYは、肌細胞に近いアミノ酸や、バランスを整える大豆オイルベース。YはヤローのY、加えてタイム、セージ、ゼラニウムなどの絶妙なブレンドが独創的。シトラスの香りが本当に心地よく、体の芯から清潔になる実感は、更年期の女性にとって、ホルモンケアと同じくらい大切だ。


ホルモンバランスがザワつくときのスキンケア

フロル モイスチャーハイドレーティングローション 100ml ¥4730
オールインワンクリームもあり。

ホルモンバランスの乱れはじつに様々な肌トラブルを引き起こす。身に覚えのない原因で複雑にトラブルが絡み合うから、一体どこから手をつけていいかわからない。そんな時のために、ご存じ、吉川千秋さんが作ってくれたのが、フロル。何日か使うだけで肌も心も調整されるような実感があるはずなのだ。こだわり抜いた原料で、クリーンビューティーにもプロの目が冴えわたる。更年期はいろんな意味で、肌に触れるものに対して敏感になる。それをちゃんと知っている化粧品は、なんだかしみじみ有り難い。ひたすら気持ちの良いローションと、何もかもやってくれるオールパーパスジェルクリームの組み合わせ自体、吉川さんならではの思いやりが息づいている。
 

文/齋藤 薫
写真/嶋田礼奈、イメージ写真/シャッターストック
構成/藤本容子

 

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