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現代のプリンセスが大人買いするドレスは、ミディ丈

2016年9月27日、カナダを公式訪問、ブリティッシュ・コロンビア州副総督邸で開催された歓迎式に出席。 ミディドレス/Preen by Thornton Bregazzi イヤリング“/Soru “Baroque Pearl Double Sided Earrings カエデ・モチーフのブローチ/エリザベス女王から借用 クラッチ/ジェニー・パッカム 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:Splash/アフロ

プリンセスにとってマスト、パーティードレスも、なんと大人買いをされているキャサリン妃。
お好きなものがブレない、好きなものは好きな妃だからこそ、ですね。

アシメトリーのネックラインに、タックでふんわり広がったスカートが華やかなこのドレスは、プリーンのデザイン。かつてはドレスといえば、フルレングスが基本でしたが、昨今では着るシーンが広い、軽めなミディ丈も増えてきました。

クラッチやパンプスの色も揃えて、ワントーンコーデにすることで、一気にゴージャス感がアップ。このように小物の合わせ方によって、ドレスの印象を変えることができます。

 

モード感のあるブラックドレスを2着目にチョイス

2016年11月22日、ロンドンで開催された、子供達のメンタルヘルスをサポートする慈善団体の授賞式に出席。 ドレス/Preen by Thornton Bregazzi ベルト/ジェニー・パッカム クラッチ/マルベリー 靴/プラダ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

赤いドレスの着用から2ヶ月後、同じドレスの色違いをお披露目されたキャサリン妃。
同時に2枚購入されていたのか、もしくはあまりに気に入って、即色違いも買われたのか。真実は定かではないものの、同シーズン内に同じドレスを二枚購入されたことは事実です。

最新のドレスコートと同様に、赤&黒の2色を大人買いされたキャサリン妃。鮮やかで華やかな赤に対し、黒はモード感が加わりシャープな印象が強くなります。こちらも黒でまとめたワントーンコーデですが、キラキラ光るバックルベルトでアレンジ。ヘアもカール感のあるハーフアップと、全体をガーリーなニュアンスで着こなされています。

ともすれば地味にもなりうるブラックドレスは、煌びやかな小物などをプラスすることでパーティー仕様に。また、カラー小物と合わせたりと、黒はコーディネートの幅も無限です。

このように同じデザインのお洋服であっても、アイテムやニュアンスによって色選びを考慮されていることがわかります。そしてそれぞれの着こなし方も興味深いのではないでしょうか。
クリスマスを前に、パーティームードが高まる今、久しぶりにキャサリン妃のような華やかファッションを楽しみたくなりますね。

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)


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