「風の時代」の変化3:“目に見えないもの”にも意識している


最近は、科学の専門書に限らず、量子力学をテーマにした本が色々と出てきています。量子力学とは、平たく言えば、「私たちの身体を含め、世の中にあるあらゆるモノの“素(もと)”になっている、目に見えないほど小さな存在(=素粒子)を扱った科学」です。
そんな“目に見えないもの”が注目されているのも、「風の時代」ならではかもしれません。

素粒子については、色々な説があるのですが、書籍『ニュートン式 超図解 最強に面白い!!超ひも理論』(著:科学雑誌Newton、監修:橋本 幸士/株式会社ニュートンプレス刊)には、こういったことが書かれています。

<現在、17種類の素粒子が発見されています。(中略)しかし、ひもの状態で現実の素粒子をきちんと表現するには、3次元では足りません。矛盾なく、現実の素粒子をあらわすには、9次元空間が必要になるのです>

この話を私なりに解釈すると、「私たちは9次元の影響を受けて、3次元で生きている」ということだと思うのです。SFのような話ですが、これは現実的な科学のお話です。
さらに、この素粒子には波動性(エネルギー)があります。それが一部の人によっては、スピリチュアル用語に出てくる「周波数・波動」のことではないかと言われています。
もし波動が科学的に「あるもの」だと証明されるようになったら、世の中のさまざまなものが変わってきます。例えば、身体のもとになっている素粒子の波動性を整える技術が生まれたら、今後、医療が変わる可能性だってゼロではないでしょう。

 


今すぐできる「波動を上げる方法」とは?


「波動」の存在を信じるかどうかは個人差がありますが、ご参考までに、yujiさんによる「波動を上げる方法」というのを紹介します。

<配信、発信をしているとよく聞かれることの一つに、「どのようにしたら波動が上がりますか」というものがあります。 
諸説ありますし、それぞれ考え方も異なるので“絶対的なやり方”というものがあるとは思いませんが、個人的には“丁寧な言葉遣いをすること”がその第一歩ではないかと思うのです。>

<この“費用対効果”みたいなものを風の時代風に翻訳するとしたら〝波動対効果〟なんて言えるのかと思うのですが、前述の“丁寧な言葉遣いをする”というのは「自分よし、周りよし、天にもよし」の三方よしで、非常に波動対効果の高いアクションだと言えそうです。>
『風の時代の未来予測』(講談社刊)より引用

これなら、簡単にできそうですよね。日常生活において、丁寧な言葉遣いをするに越したことはないので、抵抗なく試せる人は多いでしょう。また、「言霊(ことだま)」という言葉があるように、言葉の持つ力はあると信じている人は多いものです。
よく「ありがとう」「感謝します」「ツイてる」といった言葉が、いい言霊だと言われています。現実的にも、「いい言葉を発する」→「心がポジティブになる」→「前向きで愛のある行動ができる」→「いい方向に状況が変わる」というのはあり得るので、いい言葉を発したほうがいいでしょう。

静かに少しずつ、でも確実に「風の時代」の変化は訪れています。私たちはその波に乗り遅れないように、変化を恐れず進化していきたいものですね。
 


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