“他の人が敷いた人生のレール”に乗るよりも、オリジナルの人生を!


「定番」といわれるような人生のレールを歩もうとする人は少なくありません。でも、現実的にすべての女性が、「結婚して子育てをする人生」が合うとは限りません。仕事においても、留学や資格取得さえすれば成功するわけでもありません。

例えば、今までは寿司職人になるには、長い修行をされる人が多かったのですが、世の中には、独学で学び、独創性のあるお寿司でお店を繁盛させている人たちもいます。
「寿司職人の素質のある人が、修行に向いているのか」というと、別の話。修行の途中で挫折してしまうこともあるでしょうし、修行することで、固定概念に縛られてしまい、オリジナリティのあるメニューを思いつかなくなってしまう可能性もあります。「独学」という道を選んだから、人気の寿司屋を生み出せたところもあるのでしょう。

 

ちなみに、私自身は、ライターの修行をしたことがないまま、ライター&コラムニストになりました。前職では企業の広報の仕事をしていたので、情報発信のノウハウと人脈、そして、個人的にやっていたブログのアクセス数がよかったことによって、今の仕事を始めることができました。
私がライターになったときは、現在のようにWEB媒体が多くなかったので、ライターになれるチャンスは多くなく、少なくとも私の周りには、「広報経験者からライターになった人」はいませんでした。
もし「ライターの下積み」から始めていたら、私自身、この仕事を続けられていたかどうかは分かりません。はじめから比較的、自由に書かせてもらえる環境だったから、今まで楽しみながらやってこられたところは大いにあると思っています。

現代はSNSの発達やIT化が進んでいるので、「夢を叶える方法」が増えてきています。例えば、何かビジネスを始めたいときは、銀行から資金を借りるだけでなく、クラウドファンディングという選択肢も出てきました。
自分に「その職業の適性」と「王道のやり方が合うか」は別の話です。自分に合う方法を見つけることで、自分らしく輝けることがあるのです。

「憧れの人を真似る生き方」というのは、その憧れの人を“自分の人生の主役”にしてしまっているところがあります。
でも、現代は、誰もが「自分が主役」になることができるのです。それについては、次のページで紹介します。