ウワサの“モノレストラン”に行こう!
国内外問わず急増中。ブーム必至なのが1アイテムに特化した“モノレストラン”。今回は台湾の麺線、ちょっとマニアな郷土料理店を紹介!

◆台湾の屋台飯、麺線を食べに新橋へ。台湾麺線(たいわん めんせん) 新橋
台湾の人はとにかく麺が大好き。なかでも人気が高いのが、素麺のような細麺を、かつおダシの利いたとろっとろのスープと味わう麺線だ。初めて台湾を旅した時、その初体験の味と食感の虜になった林千笑さん、情熱を原動力に専門店を開いてしまった。なにせ、未開拓の分野。現地の友人に、これだと思った店の手延べ麺をリサーチしてもらい、職人に使用を直談判。レシピのヒントをもらいながら、理想の味に近づけた。手延べなので、細さにムラがあるが、スープと一緒に具のように味わうには、これがぴったり。台湾で一般的なモツがのるが、別に煮込んでいるので、食べやすい。遠方からわざわざ足を運ぶファンも多いそう。

台湾麺線(たいわん めんせん)東京都港区新橋5-22-2 ル・グラシエルビル1F tel. 03-6435-6032 営業時間 11:00~14:00 LO、18:00~21:00LO 休:土、日曜、祝日カウンター4席、テーブル14席。台湾麺線セットは昼夜とも¥850(内容に違いあり)、台湾ビール¥500、夜市の鶏排(チーパイ)¥680、台湾ソーセージ¥350、烏賊ダンゴ¥480など。
  • 台湾麺線(大)¥600。干し海老の風味を加えた自家製の辛味調味料を足して味を変えながら。
  • セロリの風味と食感が効いた、豆腐干糸サラダ¥480。
  • 台湾の屋台 ルー ロー ファンご飯といえばコレ、魯肉飯(大)¥ 600。ご飯も、農家から精米したてのものを直接取り寄せ、炊いている。
撮影/谷 尚樹 取材・文/斎藤優子 構成/藤本容子
FRaU 2015年掲載『おつかれレストラン』より ©講談社
 
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