まずは「原稿料をもらって書く」という経験を積む


バタやん:今のお仕事をやめてライターに転職する、出版社やWEBメディアにいきなり売り込みにいくのはハードルが高いもの。現在お勤めの会社で副業が許されるなら、まずは内職のイメージで書く仕事を始めてみるのもおすすめです。

田中:ライターの仕事をしたことがない方は、少額でも「お金をいただいて書く」ところから始めてみるのがいいですよね。悩んでやらないよりも、まずはスモールステップ=小さな一歩でもやってみることが将来につながります。案件はたとえば以下のようなクラウドソーシングサービスでも探すことができます。自分の条件やスキルに合った単発の仕事ならば、本業との兼ね合いを見ながら進めるのに最適ですね。

ライティングスキルを生かした副業が見つかるサイト

・ランサーズ:日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼・受注サイト

・クラウドワークス:在宅ワーカーと仕事発注者のマッチングサイト

・サグーライティング:ライティングで稼ぐ在宅ワークのマッチングサイト
 


バタやん:お金をいただいて書いて初めてわかることってたくさんあります。自分の好きなことを好きなタイミングでブログやSNSに書くことと、発注を受けて対価をもらって記事を書くことはまったく違う。それは習い事とアルバイトの違いみたいなもの。たとえば3000文字のお仕事を受注したら、仕上げるのに何時間くらいかかるのか。本業や家事、育児の合間に、集中できる執筆時間はどのくらいとれるのか。どのくらいの仕事をこなせそうかリアルに実感できると思います。

原稿を提出すると、発注者から直しが入ることもあるでしょう。修正依頼こそが生きた学びです。金額は小さくても、まずは仕事として書く経験を積んでみるのがおすすめです。