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美容師に“髪型”を指定してはいけない理由。心に似合う髪型オーダーの極意

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今の私の「心に似合う髪型」が美容師に伝わるオーダー法


――おふたりが勧めるのは、髪を切ることでどんな自分になりたいかと優先順位を決めること。

さとゆみ:どうなりたいかイメージを伝えるのに、インスタグラムなどでいろんな写真を見て、なるべく3枚以上の「この髪型の雰囲気が好き」という写真を美容師さんに見せてください。1枚だけだと美容師さんはその写真のカットのラインだけに目がいって「この髪質だとこの髪型はできる、できない」と判断されてしまうけど、複数枚あると理想とするイメージの方向性が伝わります。全身写真でもいいし長さもバラバラでもかまいません。

 

<「心に似合う髪型」が伝わるオーダー法>

(1)「仕事で責任あるポジションについたから」:変えたい理由を伝える
(2)「手がかかっても構わない」:セットにかけられる時間や制約を伝える
(3)「シャープさが欲しい」:好きなイメージはビジュアルで伝える

 


VAN:雑誌の切り抜きや写真は恥ずかしがらずにぜひ持ってきて。美容師の立場からするとむしろありがたいです。ゼロからスタートするよりイメージが共有できて話が早いので。ただ、画像はあくまで方向指示器くらいに捉えて「髪型」が先行しすぎないようにしてください。まずは今、髪で困っていること、嫌なことを伝えてそこから掘り下げて行くといいです。

あとは「結べる長さはほしい」など、ご自分の中の譲れない優先順位を決めておく。物件探しと一緒で、ここが定まっていると髪型もスムーズにみつかりやすい。「似合うがわからない」を、美容師がヒアリングし言語化していく作業がカウンセリング。自分の髪質やスタイリング技術によってできない髪型というのも思い込みのことがあるから、一度相談してみてください。
 

さとゆみ:髪型を思い切って変えたいときは、いつも通っている美容師さんならなおさら、より強めに決意を伝えないと現状維持に傾きがち。まずは髪を切ることでどんな自分になりたいのか、そのキーワードを伝えてください。例えば「昇進したから職場で舐められたくない」など、理由を添えると恥ずかしさがなく言いやすいです。

仕事のポジションやお子さんのお受験などの状況によって、髪色を明るさなどの制限があれば最初に伝えること。

スタイリングにかけられる時間がどれくらいなのかというのも大事です。美容師さんは、お客さんが自分で毎日再現できるヘアスタイルじゃないと困るというところまで考えた上で、髪型を提案してくれます。

もし今まではワックスで整える程度だったけど、今回は面倒でもブローをがんばりたいという所存なら、それを伝える。あとは洋服も全部変えるくらいの大幅モデルチェンジがしたいのか、あくまでマイナーチェンジで今と違うところを目指したいのか。その辺りをご自分の中で決めておくと、美容師さんが髪型を提案しやすいはずです。
 

次回は……ミモレ編集長・川良咲子が髪型チェンジ! 「心に似合う髪型」を見つけるべくさとゆみさんによるヘアカウンセリングを受けます。

 


取材協力/
ヘアサロン『Cocoon』
<表参道店>
東京都渋谷区神宮前 5-6-5 Path 表参道 A棟 B1
tel. 03-5466-1366


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撮影/瀬津貴裕(biswa.)
取材・文/さかいもゆる
構成/川端里恵(編集部)