「子どもの友だちの力を借りてはいけない」──親のやってはいけない10カ条【1】

 

私が不登校当時の娘とのやり取りを通して、これはやらないほうが良かったと思ったことを10個紹介します。みなさんがお子さんと接する際に、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

①朝は起こしてはいけない
毎朝叩き起こすと、ますます娘は起きなくなりました。親の圧力では、子どもは学校に行きません。

②無理やり学校へ行かせてはいけない
無理やり学校に行かせると、子どもの心に壁ができました。エネルギーが枯渇している子どもに権力行使は通用しません。

③子どもの友だちの力を借りてはいけない
朝、友だちに迎えに来てもらう。「学校に来てね!」とメッセージをもらうなど、闇雲に友だちの力を借りるのは逆効果。娘は劣等感を感じ、自分はダメな人間だと思うようになりました。

④親の武勇伝を語ってはいけない
「お父さん、お母さんの子どもの頃は、もっと大変だった。でも乗り越えたんだ」。親に私の気持ちは分からないと判断した娘は、ますます本音を言わなくなりました。