で、そのハードジェリーとグリース、2種類の違いって?
「百聞は一見にしかず」ということで、仕上がりから見てみましょう。どちらも濡れ感があるものの、ハードジェリーがややドライな仕上がりなのに対し、グリースはしっかりツヤツヤなのがお分かりいただけますでしょうか?
なんとなくですが、ハードジェリーの方がきちんとした格好に、グリースの方がカジュアルな気分の日に合う気がします。どちらも固まってしまえば、ヘアオイルのように服についたりしませんし、かといってヘアジェルのように顔に刺さるほどパリパリに固まったりもしません。乾いた後はベタベタ感もなし! 水で濡らせば日中のお直しだって、ある程度可能です。
髪にだって、ベースメイクが必要だ!
スタイリングとは言いますが、この二つは髪の毛の方向をコントロールしたりするのではなく、質感を整えるだけ。メイクで例えるなら、なりたい肌を演出し清潔感を底上げするプライマーやファンデーションのようなもの。そういえば、今や鏡の中の自分が似てきたお母さんも、昔言っていました。「年齢を重ねたら、大事なのは化粧や服以上に髪と肌の艶」だと。一糸乱れぬ毛流れや揃った毛先の美しさではないところで勝負せねばならぬパーマヘア。スタイリング剤の工夫で、大人っぽさをキープしたいところです。
そうそう、そんなパーマヘアの相棒を、最後にもうひとつ。整えすぎたくないけれど整えたい、そんな大人の清潔感の難しさを支える脇役をあとひとり忘れていました。そんなお助けアイテムに支えられて、これからも精進してまいりたいと思います。
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