予定している企画に対してユーザー&競合調査をして報告する


「ツイッターの運用を担当する」と聞くと、つい発信するほうのことばかり考えてしまいますが、SNSは双方向&発信の海です。すでに発信されているものを調査するのに向いています。

編集部(メーカーでいうところの制作部門、サービス業態でいうところの営業部門)が予定している今後の企画を教えてもらい、それに対してどんなつぶやきがあるかを調査。例えば、うちの雑誌でK-POP人気グループの特集をする予定があるとしたら、ファンたちがどんなことをつぶやいているのか、どんな愛称やファンだけが通じる言い回しがあるのか、どんな写真やインタビューが喜ばれているか、不評なのは? ……などを検索してまとめていました。

同時に競合他社のつぶやきも調べることができます。同じような商材を扱ったつぶやきで、どれが反応が良くてどれはイマイチか。どういうつぶやき方がファンに評判がいいか悪いか。それは何でだろう。真似できそうなことはすぐに真似して、反面教師になりそうなことは編集部へ伝えます。

 

そうやって制作部門にレポーティングをしているうちに「こんなこともTwitterでつぶいてみたいんだけどどう思う?」「写真があったほうがいいかな」などと投稿内容に関心を持ってくれるようになりました。

意見を聞く価値があるポジションを少しずつ確保できたら、次のステップです。