40代に入り体や心の変化を感じながらも、歳を重ねることを楽しみながら、毎日イキイキと過ごしている女性はどんどん増えています。ミモレ読者と同世代、現在47歳の赤江珠緒さんに、髪や体、心の変化とどう向き合っているのかを伺いました。

赤江珠緒 (あかえたまお)
1975年、兵庫県出身。フリーランスアナウンサー。ラジオパーソナリティー、司会者。朝日放送に入社後、東京と大阪で様々なバラエティー番組や情報番組、スポーツ番組で活躍。2007年にフリーランスに転身。2012年からスタートしたTBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』では、月曜~木曜のパーソナリティーを務める。日替わりで個性の強い芸人がパートナーとなり、ふたりの掛け合いやちょっとゆるいコーナー、ゲストを迎えてのトークなどが大人気。今年番組10周年の記念イベントが、9月21日(水)に日本武道館で開催される。2017年に出産し、現在一児の母。


年を重ねるごとに、自分のことが面白くなってきています。

 

40代は多かれ少なかれ、髪や体がそれまでと違う、と大きな変化を実感する場面が多く、戸惑いがちな世代ですが、年を取っていくということに対して赤江さんはどんな風に感じていらっしゃるのか、を伺いました。

「その年代、その年齢なりの自分になっていっているなと思うので、年を取るということに悲観的な気持ちはまったくないです。髪や肌、体のメンテナンスのためにやることは物理的に増え続けていて、オフの予定がそればかりになったりもするのですが、なんとかあがけるだけはあがこう(笑)、と思ってます。精神的な面では、若い時はもっと自分を奮い立たせないといけない場面が多かった。今はその頃とは全く違う自分になっているし、表現の仕方、人との接し方などは圧倒的に以前より自由になっているので、年を重ねることは幸せだなと思います。何かあっても動じなくなったり、多少恥をかいても“ま、いっか”と思えるようになって(笑)。それを考えると、若い時よりも今は、本当にラクになってきていると思います。毎年自分自身が面白くなっていくな、と感じるんです」(赤江珠緒さん・以下同)
 

落ち込んだ時には叫んで“呪文”を唱えて吐き出します


毎日明るく楽しそうにラジオで話している赤江さん。落ち込んでしまうような場面はあるのでしょうか?

「落ち込むというか、育児と仕事でいっぱいいっぱいになってしまった時などは、X JAPANの『紅』のあの冒頭のように、“お手上げだーーーーーっ!!”と叫んだりしていました(笑)。また最近よくやっているのが、誰かに対して“羨ましい”という気持ちが沸いて出てきたときには、自分の心の中の“裏山”を思い浮かべることです、ちょっと何を言ってるのかわかりにくいですよね……絵本の昔話の『三枚のお札』に出てくる山をイメージしているのですが、妬みや何か嫌な気持ちが出てきたらその山を思い浮かべ、“うらやま、うらやま♪”と呪文のように唱えると、“ま、どうでもいっか”と気分が切り替わるんです。この方法はラジオでも話したのですが、“効果あります”というリスナーの方もいらっしゃるので、おすすめの方法ですよ」

じっと考えこんで落ち込むのではなく、声を出して気持ちをちょっと違うところに振り替えるのが、赤江さん流なのです。
 

出産後から髪のコシがなくペタンとしてしまうように……

 

アクティブでおしゃれなショートカットヘアが魅力的な赤江さん。2017年に42歳で出産されましたが、40代での出産だったこともあり、出産後の髪や体の変化には戸惑いもあったそう。

「出産や年齢の影響で、全体的に以前よりコシがなくペタンとしていると感じるので、ボリュームがほしい部分や前髪はドライヤーで立ち上げるようにしています。他にも、昔よりツヤがないな、乾燥しやすいなと感じたり、白髪もチラホラと出てきているし、以前はなかった髪の悩みが増えてますね」
 

準備ナシで写真を撮られるから、いつもヘアスタイルがきまっていて欲しい! 

 

赤江さんが髪のボリュームやスタイルを気にかけるのには、大きな理由が。ラジオ番組のパーソナリティーを務める赤江さんは、番組の宣伝の一環で、生放送中の話している姿が写真に撮られているそうで……しかも毎日5~6枚、角度も正面、横顔、後ろからと様々。

「あれはスタッフさんが生放送中の様子を勝手に撮って、SNSにあげているんですよ(笑)。放送中だと“今はダメ!”とも言えませんし、後で見て“うわ、こんな顔が出てる”と驚くこともしょっちゅうです。ヘアスタイルも、自分が“よし!”と思える写真はなかなかなくて、ほとんどもう諦めています。だからスタジオに行く時に、ヘアスタイルがキマっていると、もっと自信を持って“いつどこから撮っても大丈夫!”って言えるのですが……」
 

女性の髪型は、気持ちのハリに大きく影響していると実感

 

「考えてみると、私にとってはメイクよりヘアスタイルの方が、より気分の良し悪しに直結しているんだと思います。ショーウィンドウでもつい自分の髪を見て、直してしまっていることもありますし」という赤江さん。髪型と気持ちの関係を改めて実感しているそうです。

「メイクは朝一度顔を作ってしまえば、その後そこまで手をかけなくても変わらないのですが、髪型は日によって調子がとても変わってしまいますよね。湿気の多い日はコシが出ないし、外の中継では強風でボサボサになってしまったりも。最近では、ハリが出なくて何をどうやっても上手くいかない日も。もう時間切れ……! という日は、ほかのパーツに目が行くよう、まやかしの術で大きめのイヤリングを着けたり(笑)。やっぱり髪型って、女性の自信やメンタル面に大きく関係していると思います。前髪がぺちゃんこだったり、手触りがきしんでいたら気持ちも落ちる。逆にうまくボリュームが出ると朝からご機嫌になれるし、ツヤがあって手触りがツルツルだと嬉しくて、つい自分で何度も触っちゃったりしますよね」

今はバスタイムもお子さんと一緒なので、ヘアパックなどの自分のケアのためだけの時間はなかなか取れない状態だそう。

「ボリューム感やツヤが以前より減ったと感じているので、余計にハリやコシ、ツヤの対策がセルフケアで簡単にできると嬉しいなと思いますね」

 
「セグレタは泡立ちも速くて使いやすく、なにより翌朝のスタイリングの時、髪の根元が立ち上げやすかったです。湿気もある日だったのに、スタイリングする時に手触りがペタンという感じではなく、根元から髪が弾んでいるようなハリ感のある手ざわりを感じました。“そう、コレコレ、この立ち上がり!”と、朝出かける前に気分も上がります」

大人美髪の基本は「ハリ・コシ」ケア。弾む!ふんわり髪へ。

セグレタ 気分華やぐアロマティックローズの香り ポンプタイプ 左から:シャンプー(本体)、コンディショナー(本体) 各430ml ¥990(編集部調べ)

年齢やダメージとともに減少する髪の内部脂質に着目。
髪内部にセラミドS*が浸透・補修。内部脂質の働きを補いハリを与える。洗って、ドライヤーで乾かすだけでふんわりした仕上がりに。
髪と地肌の美容液成分(つや付与・保湿)として、6種のエキス(ローズヒップ、ザクロ、バラ、ローヤルゼリー、ダイズ、ユーカリ)とリンゴ酸、乳酸配合。咲きたてのローズ、イランイラン、ジャスミンなど、女性らしい優雅な香りをブレンドした、気分華やぐアロマティックローズの香り。
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赤江さん着用:イヤリング¥36300/アナプノエ バングル各¥12100、リング¥6600/ファシアータ(すべてフォーティーン ショールーム tel. 03-5772-1304)トップス、パンツ/スタイリスト私物
 

出演/赤江珠緒
人物撮影/目黒智子
ヘア&メイク/大久保友子
人物スタイリング/入江未悠
文/斎藤真知子
構成/渋谷香菜子