皆さん、こんにちは。
ミモレ編集部の松崎です。
明日5月27日、産婦人科医・高尾美穂先生の連載と書き下ろしで構成された書籍『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』が発売となります。
5月28日(土)には代官山 蔦屋書店にて、刊行記念のトークイベント&サイン会を開催。店頭参加は満席になってしまいましたが、オンラインはまだご参加いただけますのでぜひ!
私が初めて高尾先生を知ったのは1年ほど前、よくお仕事をご一緒しているライターさんの情報からでした。
「産婦人科医の高尾先生って知ってます? 女性誌で取材をする機会が何度かあったのですが、本当に素敵な方なんですよ。お話もすばらしくて、先生の本ができたら絶対いいと思う!」
そんな熱い推しコメントを受けて、ライターさんが録画してくれていた先生ご出演のNHK『あさイチ』を見てみました。
個性的なモヒカンヘアに、なんとも人を惹きつける柔和な笑顔。何よりもお話がわかりやすくて穏やかで、女性の体や心のモヤモヤを解きほぐしてくれます。
はい、私も完全に魅了されました(笑)。
そのときに先生がお話されていたのが、「女性ホルモン」のことでした。
女性ホルモンが思春期からどんどん分泌されて生理が始まり、20~30代後半に分泌はより活発になり、それにより生理痛やPMSが起こることも。その後は分泌量が減り、40代になると急激に減少して更年期の不調が起きやすく。50歳前後には閉経を迎え、女性ホルモンのない人生後半が始まる……。
その間、出産する場合にも女性ホルモンの分泌量の急増と激減が起きて、とにかく女性の人生は女性ホルモンに振り回されている、というようなお話をされていたと思います。
生理、出産、更年期、閉経を、それぞれ点で考えたことはあっても、それぞれが女性ホルモンというキーワードで線でつながっていること、しかも俯瞰で眺めるとその増減が密接に女性の人生そのものと関わっていることを、このとき私は初めて知ったのです。
いろんなことが女性ホルモンの影響で起こっていて、私の年代だとますます不調が増えてくるのか……。そう思うと憂鬱でしたが、先生は、「急に不調が襲ってきたら不安にもなるけれど、ああ、こういう年代にはこういうことが起こり得るんだなと知っておけば慌てないし、今の時代はその対処法もある。だから大丈夫」という考え方でした。
正しい知識を持ち、生活習慣の改善や治療など、自分ができる取り組みをちゃんと行えば、大丈夫。いい人生しか待っていない。
先生の穏やかで優しいだけではない、この合理的な考えによる前向きな「大丈夫」が、最高だなあと思いました。
それからしばらくして、女性の体と心のさまざまな不安に対する“大丈夫”を詰め込んだ本の企画を先生にご提案に伺いました。そのとき、先生の大好きな言葉が「大丈夫」で、三文字熟語で表したその年の新年の抱負も「大丈夫」だったことを知り、なんと素敵な偶然かと!
企画をご快諾いただき、そして明日、皆様に本をお届けできる運びとなりました。
でき上った本をご覧になった先生、「いや~この本、いい言葉がいっぱい入っていて、いい本だよね~」と。それ全部先生の言葉! と突っ込ませていただきましたが(笑)。
28日(土)のトークイベントでは、先生の素敵な言葉と語り口を、ぜひライブで体験していただきたいです。ですが、当日にご視聴が難しい方には、アーカイブ配信もご用意しています。ぜひぜひ、ご参加お待ちしています。
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』刊行記念イベントのご案内
高尾先生の新刊発売を記念して、代官山 蔦屋書店さんにてトークイベント&サイン会を開催します!
■開催日時
2022年5月28日(土)12:45~
店頭参加・オンラインの同時開催ですが、当日のご参加やご視聴が難しい方にはアーカイブ配信もご利用いただけます。心をラクにしてくれる先生のお話を聞くチャンス! ぜひご参加くださいね。
詳細とお申し込みはこちら>>
<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』
著:産婦人科医 高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
発売日:5月27日(金) 予約受付中!
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楽天ブックスで予約>>
ミモレの連載と書き下ろしで構成された高尾先生の書籍が発売になります!
女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。
文/松崎育子(編集部)
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