増えてきた肌悩みに応えることにばかり気を取られていませんか? 40代からこそビューティは自由に、アグレッシブに、そしてエモーショナルに楽しむべき! 長引くご自愛モードはもう終わり! 新しい時代を感じる、スタイリッシュでパワフルな美容のムードを美容ジャーナリスト永富千晴さんが解説します。


vol.7 夏の足元を彩るネイル&ケアアイテム

 


サンダルを履く前に、自分の
足元を観察してみましょう


先日、関東は梅雨入りをしたばかりですが、梅雨があけると今年もきっと猛烈な暑さ。レインブーツからサンダルへと足元の装いを切り替えるべく、いざ自分の足元を見ると、白っぽく硬い角質や爪の甘皮、ささくれ、縦ジワ、ヒールでできたマメや靴づれの痕など、まあ美しくない! でも暑いしサンダル履きたいしという気分優先で、残念な足元を見てみぬふりして、そのままお出かけ……なんてことしていませんか? 意外かもしれませんが、足元って他人に見られているもの。せっかくメイクもファッションもおしゃれにバッチリ決めていても、サンダルから覗く足がガサガサ、ネイルもハゲていては台無しですので、40歳を過ぎたら足のケアをルーティン化したいものです。

 


手をかけている人といない人とで
大きく違いが出るのが足元


足元はきちんと手をかけてあげると柔らかさや明るさが出てくるものです。かかとには角質ケア、爪は手と同じように保湿や甘皮ケアを。足の甲やふくらはぎは案外保湿やUVケアを怠りがちなので忘れずに。くすみがちな足元を明るく見せてくれるようペディキュアは「手に塗るには少し派手かな?」くらい華やかなものを選ぶのもおすすめです。

面倒に感じるかもしれませんが、本当の美しさは、“つま先までキレイ”であってこそ。足元のお手入れにはあまり注力していなかったという人は、夏に向けて全身のお手入れのパワーバランスを少し変えてみてはいかがでしょうか。