④ 新調したアイテムはゼロ! すべて着回しで、ジュエリーにポイントを置いたバストアップ・コーデ
同日(6月4日)の夜、バッキンガムパレス前で開催された、英国BBC放送が主催のコンサートに出席されたキャサリン妃。
実はこれも2度目の着回しアイテムですが、ツイードのベルト付きジャケットに、シアー素材のプリーツスカートがドッキングしたデザインなんです。クラシックとトレンドがうまくミックスしたデザインはお得意の、英国人気ブランド、セルフ・ポートレートのものです。
2時間半のコンサート中は、座っている時間がほとんど。となれば、バストアップの見え方が重要! オーバル型の大きめサイズの豪華ピアス(ロビンソン・ペラム)をお着けになり、品の良いゴージャスさをプラスされていました。
この画像からもわかりますが、背景が暗いシチュエーションでは、実は白がとても華やかに映ります。
⑤ 締めはピンクのドレスで華やかワントーン・コーデ
最終日(6月5日)、最後のビッグイベント、プラチナ・ページェントが終了し、その直後エリザベス女王が、2世代の王位継承者たちと共に、バッキンガムパレスのバルコニーに登場されました。
最後の締めとして、感謝の声明とともに、世界中から集まった多くの人々の前で手を振り、同時に未来の英国王室の安泰をも印象付けられました。
大トリで最後のハイライトに際し、エリザベス女王はとっても鮮やかなネオングリーンをお召しに。いつもと変わらない、英国君主で母、ここにあり! です。
プリンスの皆様はブルーのスーツにタイ。カミラ夫人とシャーロット王女は、白の正統派ファッション。そしてキャサリン妃が、エリザベス女王と同様の、ハッキリした色味のラズベリーピンクのワンピースを着用です。
鉄板のソフトコンシャスなタイトスカートに、パフスリーブがモダンなワンピースは、やはり英国を代表するステラ・マッカートニーのビスポーク。ここでは見えませんが、クラッチも靴も、洋服と同系色のスエードで合わせたワントーンコーデと、女王に負けず劣らず、若さの漂う装いがお見事でした。
きっと事前打ち合わせをされたはず! と疑う余地のないほどに、バランスの良い皆様のファッションでした。
三世代君主揃ってのお出ましと、そのファッションからも、英国王室の安泰を実感させられました。
構成/高橋香奈子
前回記事「エリザベス女王即位70周年「プラチナ・ジュビリー」が開催。キャサリン妃のお祝いファッションチェック!」はこちら>>
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