結婚前に「覚悟」を突き付けるのは危険


面と向かって結婚や子どものことを話す時、男性には少なからず「一人前になったら」「覚悟ができたら」と及び腰になってしまう人がいます。そして、「機が熟したタイミング」は、待てど暮らせど永遠にやってこないことも……。

彼がそうとは限りませんが、家庭を持つ覚悟、子どもを持つ覚悟、場合によっては不妊治療の覚悟など、面と向かって様々な覚悟を突き付けることで、結婚に対して及び腰になる心理が働いてしまうかもしれません。もしもあなたが彼と別れて「子どもが欲しい」と公言する男性とお付き合いをされたとしても、そうしたことが起こる可能性はゼロではないと思います。

 


白黒つけるより「結婚してから」「緩やかに」


ですから、今から白黒つけておくよりも、結婚後に、緩やかに気持ちを伝えていくほうが、おふたりの精神的な負荷は少ないと思います。「子育ては現実として大変な側面もあるけれど、子どもはとてもハッピーな存在で、あなたとだったらきっと楽しくできる」。大人のねここさんだからこそ、そんなポジティブなプレゼンだってできるはずです!

結婚前に明確な合意がなくたって、結婚生活の自然な営みの中で子どもを授かることだって十分考えられますし、授かった愛の結晶を前に「オレは欲しくないって言ったのに!」なんて暴言を吐く男性はそうそういません。あなたの文章からも、彼がそんな人ではないことが伝わってきます。子どものことだって何度か話し合っている。あなたの年齢も理解している。それでも結婚を決断した彼を、どうか信じてあげてください。