まずはこちらのキッチンをご覧ください。ジャーーン!!

 

色味を抑えたモノトーンに天然素材の色が馴染む、明るく使いやすそうなキッチン。
マンションのモデルルーム? インテリアショップのディスプレイ? いいえ、違います。

この写真は、大人気の主婦YouTuber・森の家さんのご自宅での一枚。
毎日の料理も楽しくなりそうなスッキリしたキッチンですが、実は誰でも真似できる「プチプラ収納グッズ」を使ったアイデアがぎっしり詰まっているんです。

著書『スキマを埋める収納ルール』で、スッキリ使いやすく、サクッとしまいやすい、家じゅうの収納術を惜しみなく公開する森の家さん。そのテクニックの中から今回は、“いつのまにかごちゃつく選手権”で常に1位を独走(筆者調べ)する「調味料&冷蔵庫」のすっきり収納術を特別にご紹介します!

 


「調味料」はコンロ周りの引き出しにまとめる

 

コンロ周りによくある「深さの違う引き出し」。乾物やパスタ、お弁当グッズなどを適当に放り込んで、結局ごちゃついてしまう方も少なくないのではないでしょうか。ですが、森の家さんのコンロ周り収納は「料理をしやすくする」ための様々な工夫をしたことで、ご覧の通りすっきり。さっそくその収納術を見せていただきましょう!


浅い引き出しには「粒状や粉状の調味料」をしまう

 

コンロ横の「浅い引き出し」には、粒状や粉状の調味料をまとめて収納。「手前側は食洗機が近く、蒸気で粉末だしが溶けた経験から、パッキン付き容器に。フタに品名、底に賞味期限を貼って管理」。料理中もパッと使いやすく、しまいやすそうです。

 

見た目と使い勝手を優先したという容器は、白いフタ&透明の容器に統一。「岩塩は貝印、ゴマは100円ショップ(左上)、砂糖と塩はマーナ(右上)、だし類はニトリ(右下)、ペッパー類はタワー(左下)」と、お手頃価格で揃えられるものばかり。


深い引き出しには「高さのあるモノ」を

 

何を収納しようか困ってしまうコンロ横の「深い引き出し」には、「酒やみりん、パスタなど高さのあるモノを収納」してすっきりと。パスタも袋のままではなく、100円ショップで購入した密閉できるパスタ容器に入れて。ちょっとした工夫で見た目が変わることがわかります。


仕切りのない大きな引き出しには「鍋類と油」をセットで収納

 

深くて大きな引き出しには「鍋とセットで使う頻度の高い油類は、同じ引き出しに収納」。たしかに、鍋を出したらすぐに油を引くことがほとんど。理にかなった収納位置に脱帽です。

 

引き出しの中が油でベタベタになるのでは? と心配の方もご安心を。「液だれして引き出しが汚れるのを防ぐためと、細長い油の容器の転倒予防に、ニトリのファイルケースを使用」というアイデアも提案。

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100円ショップ、無印良品、ニトリ……でも生活感なし!
プチプラ収納アイテムを活かした「森の家」さんのキッチン

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