ジャケットを生かすも殺すもボトム選びが重要! ザラのジャケットの過去コーデ

2022年2月22日、デンマークを公式訪問。コペンハーゲン大学にて。 ジャケット/ザラ 白のフリルのトップス Frill Collar Cardigan Layering Top /ME + EM 黒のパンツ ”Axon trousers/ローラン・ムレ パールのピアス Cha Cha earrings /マリア・ブラック パールのネックレス Nura baroque pearl pendant charm /モニカ ヴィナダー バッグ Midi Mayfair bag in black croc /アスピナル・オブ・ロンドン 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

今回の最新ジャケットに合わせていらっしゃるパンツが、これと同じもの。
今年2月にベルギーを公式訪問された時のキャサリン妃ファッションですが、この時のジャケットもザラですね。
ジョージ王子を連れてサッカーの試合観戦をされたときに初お披露目されて、これが2度目の着回しスタイルでした。

中にはフリルがついたトップスを合わせて、海外での華やかお仕事スタイルに。
やはりここでも、このパンツを合わせることでエレガントなパンツスタイルの印象になっていますね。

ザラのジャケットを存分に生かしてくれている、このパンツの特徴を挙げると、
・永遠の定番カラー、黒
・ワイド・ストレート・シルエットで脚のラインが美しく見える
・サイドにゴールドのジップ付きで、履きやすさもあり
・ハイウエストで脚長効果
・ストレッチで動きやすい

ザラのジャケットはもちろん、どんなトップスやジャケットでもスタイリッシュ&スタイル良く見せてくれる、このパンツ。まさにパーフェクト・パンツと言えます。

 


2016年のザラジャケットコーデ

2016年10月1日、カナダをご一家で外遊。最終日、ヴィクトリアを訪問。 ジャケット、スキニー/ザラ リブニット/H&M 靴/J クルー 写真:Splash/アフロ

では、最新のジャケットコーデがどれほど変わったのか、これまでの着こなしと比べてみましょう。
振り返りながら、改めて私も驚きましたが、同じ色めで、同ブランド、ザラのジャケットとボトムという、超比較しやすいコーデがありました。
どこがどう変わったか、何より印象の違いが一目瞭然ですよね!

写真:(左)Splash/アフロ、(右)REX/アフロ

まず2016年のザラのジャケットコーデ。
これまでのキャサリン妃の定番ジャケットコーデといえばこんなスタイルでした。テーラードに、腰骨あたりまでのショート丈でウエストが絞ってあるもの。シングルが基本でもありました。合わせるボトムは、もれなくスキニー。稀にこんなフラットもありますが、基本はハイヒールで脚長効果を狙ったコーデでした。

そこから6年後の今週、2022年のザラのジャケットコーデが、最初にも紹介した右側のスタイル。
いまだコスパブランドを愛用され、しかも同カラーコーデをされながら、雰囲気はとってもエレガントでスタイリッシュに進化していました。
40歳の節目以来、モノトーンスタイルが増え、よりシンプルでミニマルにシフト中のキャサリン妃。同時に、上品さも増すばかりのプリンセスです。


構成/高橋香奈子
 

 


前回記事「英国エリザベス女王「プラチナ・ジュビリー」。キャサリン妃の全ファッション紹介」はこちら>>

 
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