皆さん、こんにちは!

金曜日ですね~。暑い&熱い一週間でした。

帯にドキドキ。紙袋の中身は弟にゆずる本たち。
 

昔仕事でお世話になった先輩たちとしゃべる機会があり、そこで「コミュニケーションコスト」の話になりました。

コミュニケーションコストとは、意思疎通をしようとするときにかかる時間や手間のこと。つまり、「あの人に頼むと、めんどくさいんだよな~」とか言われるのは「コミュニケーションコストが高い人」、「あの人は話しかけやすい。そして話が早い!」と言われるのが「コミュニケーションコストが低い人」。

どちらが良いのか?は、諸説あるのかもしれません。先輩たちの中では、「コミュニケーションコストは低いに越したことはないんじゃないか」ということで意見は一致。とにかくよく話しかけられるハードルの低い人になって、いろんな人に頼ってもらえるようにすることが大事だと熱弁されていました。

そうすることで、硬軟織り交ぜた幅広い話が耳に入るようになり、自分のキャパシティも広がるし、俯瞰的なものの見方ができるようになる。いい仕事をしていい人間関係を築くには、「情報の交差点」に自分を置くことが大切なのかもしれないですね。


「なめられたくない」「便利使いされたくない」という気持ち(コミュニケーションコストを上げる要因)も奥底にもっている私、35歳。でも、なんでも「知らないよりは知っている方がいい」とは思う。耳が痛いことも、「知らないことで幸せでいられる」よりも、「知っているけど乗り越える」を選べたらいい。自分に対する評価やほのめかしも、一旦しらんぷりして聞いていたい。


自意識過剰モードに入ってくると、肩ひじ張ってコストを上げてしまおうとするので、意識してゆるめよう。気をつけよう。そんな風に思った、先輩たちとの時間でした。

あれあれ、今日はなんだか真面目モード?
週末はのんびりしまーす。皆さん、どうぞ体調にはお気をつけて。

☆☆☆☆☆
人間関係だけじゃなく、読書も同じでしょうか。というか元人見知りの私にとっては、読書は生身の人とのコミュニケーション不足を補う手段なのかも。

ほんのちょっと当事者』(青山ゆみこ/ミシマ社)。カードローン地獄、介護問題、うつ、性暴力……。「私には関係ない」?本当に? メディアで大々的に報道されるような「大文字の困りごと」の当事者ではなかったとしても、あなたも私も「小文字の困りごと」の当事者かもしれません。
そういえば、ごく小さな困りごとやふと感じる生きづらさが他にもある。自分でも見落としていたあれこれに目を向けて、ほんの少しの当事者意識をもって改めてぐるりと見渡せば、いつもの景色のなかにそれまで見えなかった風景がくっきりと浮かび上がり、世界の見え方が少し変わっていくような気がした。
異文化理解力』(エリン・メイヤー/英治出版)。ビジネススクールINSEADの客員教授である著者が、「異文化間コミュニケーション」についてもりだくさんの実例を挙げて解説した名著。多様性とか異文化コミュニケーションについて一冊まず何を読むかと聞かれたらコレを推薦します。めっちゃ分かりやすい&読みやすい。
異文化の人と交流する際は、いつもより多く目を使い、耳を使い、口を使うのは少なめに。話す前に耳を傾け、行動する前に学ぼう。(中略)あらゆる情報を駆使して、相手の文化的枠組みが自分の文化とどう違うか理解しようーそれを理解して初めて、行動に移すのだ。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ/新潮社)。イギリス在住のライター・ブレイディみかこさんによる、中学生の息子さんの目を通した多様性社会を描いたノンフィクション。最近初めての小説を上梓されて、ミモレでもインタビュー記事が上がっていましたね。
「多様性ってやつは物事をややこしくするし、喧嘩や衝突が絶えないし、そりゃないほうが楽よ」
「楽じゃないものが、どうしていいの?」
「楽ばっかりしてると、無知になるから」