ボブがブームになってから、髪を大胆にカットする女性が増えています。そしてこの夏、注目されているのがショートスタイル。ポイントをおさえればミディやロングよりあか抜けけた印象になるショートヘア。大人が失敗しない、成功ショートのコツについてご紹介します。
「最近、女っぽさが足りない」
と感じたら、ぜひヘアカットを!
ミモレ読者の大人世代は、“長い髪のほうが女っぽい”と考えるひと、多くないですか? 少々のヘアダメージがあっても、そこは目をつぶりながら、とりあえずミディアムやロングをキープしがちですよね。でも、年齢と共に髪のダメージが増え出すと、白髪やゴワつき、細毛など、トラブルは髪が長いほど目立ちやすくなります。同時に、シルエットにも問題が。長ければ長いほど髪1本1本に重さがかかるため、ボリュームが出ない、前髪やサイドがペラペラしがちなど、自分が思っているよりも疲れてみえてしまうことも。
もし、髪の扱いが大変になり、純粋にデザインを楽しめなくなったと感じたら思い切ってショートスタイルにしてみるのも手。大人ショートを成功に導く5つのルールを意識するだけで、洗練度の高い自分らしいスタイルが完成します。
大人のあか抜けショート。王道スタイルはこんな感じ!
寺本真理さん・47歳
「近頃、ショートに興味のあるお客様がとても増えてきました」。そう話すのは、40代以上の女性が多く通うEMMA GINZA代表のNAOMIさん。数多くのショートスタイルを担当する、大人世代に人気のスタイリストです。
「レイヤーはあまり入れず、少し重さのあるショートがおすすめ。トップやフロントに厚みも残るので、レングスが長いときよりふんわりしやすいです。大人のショートは、このボリューム感がなにより必要ですが、逆にサイドは耳にかけ、襟足を詰めてカットすれば全体がすっきり見えますし、輪郭もリフトアップした印象に仕上がって好バランスに。首から上がかなりコンパクトになれますよ。髪がすっきりすると、ロングスカートやサラッとしたワンピースがおしゃれにキマるので、夏は特におすすめです」
担当スタイリスト・NAOMIさん(EMMA GINZA)
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