一緒に運動する人を見つけるのも長続きのポイント


それから、男性が運動する場合は、心拍数や歩数、消費エネルギー量などといったデータをチェックすることがモチベーション維持につながりやすいようですが、女性の場合はそこにはモチベーションを感じにくい人が多いようです。

それよりも、たとえば、ジム友を作るなどというように、誰かと一緒に運動を楽しむことがモチベーション維持につながりやすいようです。

パートナーやお子さんなどでもいいので、一緒に運動できる人を探してみるのもいいですね。

それ以外では、山登りやスキー、サーフィンなど、どこかに行かないとできないような運動をすることも楽しく運動を続けるコツだと思います。

こんなふうに工夫して、楽しいと思える運動を見つけてみてください。

運動を習慣づけるには、どうしたらいい?【産婦人科医・高尾美穂】_img0
 
 

運動を習慣づけるには、どうしたらいい?【産婦人科医・高尾美穂】_img1

<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』

著:産婦人科医  高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社

女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。



編集協力/和田美穂
撮影/馬場わかな
イラスト/Shutterstock
 

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