ダークチョコレートとフローラルなチョコレートがお好き

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エリザベス女王のファンであれば誰もが知る、女王のチョコレート好き。中でもダークチョコレートとフローラルなチョコレートがお好きだったと言われています。ダークチョコレートについての詳細情報は最後までつかめなかったのですが、フローラルなチョコレートは、「シャルボネル・エ・ウォーカー」の“ローズとバイオレットのクリーム入りチョコレート”のことを指しているのではないかと言われています(「シャルボネル~」のオーナーも大っぴらには認めていませんが、現地メディアの取材に茶目っ気たっぷりににおわせています。笑。ちなみに故・ダイアナ妃もここのチョコレートがお好きだったご様子)。

ただ、この「シャルボネル・エ・ウォーカー」、日本に店舗はなく、残念ながらもし手に入れるとしたら並行輸入をしているオンラインショップで購入するか(とんでもなく高額です!)、年明けのバレンタインまで待つしかなさそうです。毎年ではありませんが、バレンタインの催事で販売されることがありますので、ぜひ興味にある方は目を光らせておいてくださいね。

 

ここで1つだけ耳よりな情報を。日本にも輸入されている、イギリスの庶民派チョコレートブランド「キャドバリー」。1854年にヴィクトリア女王、1955年にはエリザベス女王からロイヤルワラントの称号を得ており、一部では「キャドバリー」の「デイリーミルク」を女王はよく召し上がっていたという噂があります。これなら日本の輸入食材店や「成城石井」などで購入できますから、見つけたらぜひ味わってみてください。

 

寝る前には1杯のシャンパンを

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英国王室御用達のシャンパンといえば、「ローラン・ペリエ」「ボランジェ」「レイスウェイツ」「ランソン」などがありますが、エリザベス女王がどのブランドのどの銘柄を飲んでいらっしゃったかは明確になっていません。ただし毎晩、寝る前にシャンパンを楽しんでいたのは事実のよう。公務で疲れた身体と張りつめた神経を、きっと1杯のシャンパンが和らげてくれたのでしょう。

お菓子缶の世界でも絶対的な人気を持つ、女王陛下

 

最後に。実はお菓子缶の世界でも、エリザベス女王というのは絶対的な人気を誇りました。先日まで日本橋三越本店で開催されていた英国展ですが、この英国展においても“エリザベス女王”の人気はすさまじく、ある輸入元の方のお話では「ロイヤルファミリーの顔がプリントされたお菓子缶や紅茶缶はさまざまありますが、エリザベス女王の人気は絶対でそしてダントツ。飛ぶように売れていきます」とおっしゃっていたほど。

確かに私も、毎年「英国展」に行っては、エリザベス女王の姿がプリントされた缶を見つけてはいそいそと購入していました。ただ1つとても印象的だったのが、その方が「もしダイアナ妃が生きていたら、人気を二分していたかもしれないですね」とおっしゃっていたこと。まさに英国王室を代表するお二人だったんですね。

英国君主として70年に渡り、統治してきた女王。今頃、フィリップ王配やコーギーたちと再会し、ゆっくりしているかもしれませんね。

どうか安らかにお眠りください。

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構成/佐野倫子