他にはない、絶品フレーバーのかけ合わせ!

「ケントクリスプス」(スモークチポトレチリ、ハム&マスタード、オイスター&ビネガー、シーソルト&ビデンデンシードル)150g¥648、40g¥324/峰貿株式会社 ※9月の「博多阪急」、10月の「阪急うめだ本店」、11月の「松屋銀座」の各英国展でも出店予定。

こちら「ティレル」と同じく、2000年代に設立されたイギリスのポテトチップスブランドで、「ケントクリスプス」と言います。

2011年にケント州で創業。パッケージに地元ケント州の風景写真を使用した、ひと際おしゃれなポテトチップス。まだ日本での知名度はそれほど高くありませんが、9月に日本橋三越本店で開催された「英国展」にも出店。今、注目のポテトチップスブランドです。「ナショナル麻布」、「信濃屋」、「紀ノ国屋」(一部店舗に限る)、「リンコス」、「北野エース」などでも取り扱いがあります。

「ケントクリスプス」のポテトチップスは、あくまでも英国産のじゃがいもを使って作られているところがポイント。また、ファンダー&CEOのローラ・バウンズ氏は、今年「大英帝国勲章(MBE)」 を受賞、英国のみならず、海外からも注目されているブランドです。

そして何よりも特徴的でおもしろいのがフレーバー。ケント州で最も古いワイナリーで作られる、シードルベースのソースを隠し味に使った「シーソルト&ビネガー&ビデンデンシードル」や、チポトレ(燻製した唐辛子を原料としたスパイス)フレーバー、じゃがいもに合わないわけがないハムとマスタードを組み合わせた「ハム&マスタード」、そして、ケント州の海辺では鉄板の「オイスター&ビネガー」の組み合わせ……どれも他では見ないフレーバーですよね。

でもどれもよく考えられたフレーバーで、じゃがいもを引き立ててくれています。中でも「オイスター&ビネガー」と「スモークチポトレチリ」は、イチオシ! ビールはもちろんですが、ワインにも合うポテトチップスです。

 

イタリアNO1.のポテトチップスブランドが出す、イタリアならではのフレーバー

「サンカルロ」ポテトチップス(トマトジェノベーゼ)各¥270/キタノ商事

1936年、イタリア・ミラノの老舗ロティサリーからスタートした「サンカルロ」。創業当時、店の名物だった「クリスピーポテト」をきっかけに、現在イタリアでは誰もが知るポテトチップスブランドにまで成長しました。「サンカルロ」のポテトチップスは、やはりそのイタリアらしいフレーバーが特徴。シンプルな塩味の「クラシック」もありますが、やはりトマトとジェノベーゼが推しです! 

ちなみにちょっとしたアレンジをする楽しみ方も。砕いてサラダに散らしたり、トマトフレーバーにはパルメザンチーズとブラックペッパーを振ったり、ジェノベーゼには粒マスタードとオリーブオイルを混ぜたものにディップして食べたり……聞いているだけでおいしそうですよね。
 

あの「プリングルズ」に新しいフレーバーが続々上陸!?

「プリングルズ」(ハニーマスタード、ランチ、ソルト&ビネガー、ピザ)各¥540/イノベンション

世界140か国以上で販売されている「プリングルズ」。日本では、そのときによって多少の変化はありますが、「サワークリーム&オニオン」、「チーズ」、「うましお」あたりが鉄板フレーバーと言ったところでしょうか。でも海外に行くとさまざまなフレーバーの「プリングルズ」があり、私も学生時代から海外で日本にない味を見つけたときはよく買って帰っていました。

中でも「ランチ」や「ソルト&ビネガー」、「ピザ」が好きだったのですが、なかなか日本に入ってこず……しかしここ最近、海外でしか買えなかった味が入ってきたのです! 先日、ディスカウントショップの「ドン・キホーテ」で見つけ、歓喜! 

先日、あるスーパーマーケットの方とお話したのですが、その方も外国人のお客様から長年「なぜ『プリングルズ』のランチ味やソルト&ビネガー味が日本にはないんだ!? 悲しい……」と言われたものだけれど、最近になってこれらのフレーバーが日本に入ってきてくれて、助かった! とおっしゃていて、やはり海外で人気のフレーバーと日本でウケる味というのは違うんだなと再認識。でもこうした“違い”って、文化の違いでもあるのでおもしろいですよね。
 

“おうちで海外気分”を味わえる、外国っぽいアレンジ

 

さてここからはポテトチップスの食べ方に注目していきたいと思います。

暑さが落ち着き、やっとお外ごはんやピクニックができる季節になってきたので、外国みたいにサンドイッチ&ビールに合わせて外で食べる、なんていうのもいいですよね。

 

また、今、海外のSNSで見かけるのが、ポテトチップスのさまざまなアレンジ。

中でもクリームチーズやサワークリームをディップし、玉ねぎやキャビアののせて食べるスタイルはよく見かけました。キャビアは高級すぎて買えませんが(笑)、クリームチーズ&玉ねぎ&青ネギだけでも十分おいしくいただけます。ソルトやブラックペッパー、ビネガーあたりのフレーバーにこのアレンジはおすすめです。

また、トルティーヤチップス代わりにポテトチップスを使い、上にチーズとサルサをのせたり、具の代わりに砕いてオムレツに入れたりするアレンジも見かけました。ポテトチップスというとついそのまま食べてしまいがちですが、こんな風にいろいろなアレンジをするのも楽しいですよね! 興味ある方はぜひトライしてみてください。
 

※価格は税込表記です。

キングオブ背徳のおやつ! 世界のポテトチップス、魅惑のビジュアル&アレンジをご紹介
▼右にスワイプしてください▼


構成/佐野倫子
 


前回記事「【秋のお楽しみ】モンブランに中華まん、風に冷たさを感じると無性に食べたくなる絶品集合!」はこちら>>

 
 
 
 
  • 1
  • 2