コンシーラー理論を覆した!
すべての肌悩みに対応するオールラウンダー

「穴が開くほど使っては買う、というのを何度も繰り返しているコスデコのコンシーラーパレット。これまでコンシーラーは“硬めのテクスチャーはシミなどのスポットのカバー、ゆるめのテクスチャーはクマや色ムラなど広範囲のカバーに”とされていましたが、これは『どっちもいける!!』ということが判明。

正直、テクスチャーとカバーする部位の見極めは際どく難しいものだと思います。でもこのコンシーラーはゆるさと硬さの両方があってまさに絶妙。付属のツールもとても優秀で、チップを使えばスポットでのカバーが、ブラシでさすると薄く面でのカバーができます。これまでの私のコンシーラー理論が覆された! 驚きと嬉しさを感じたアイテムです。3色展開すべて常備していますが、特に01は使いやすく、4色混ぜて使うことを前提とした配色。ちょっとずつ肌の上で混色していくうちに必ずやぴたっと自分の肌にはまってカバーできる。調味料を複数混ぜて味を決めるのと同じですね。どんな悩みにも、どんな肌にも使えるのでぜひトライしてほしいです」

 

下地に求める機能を極めた、
いい意味で個性の主張がない下地

「カラー下地やトーンアップ下地など、下地にもさまざまなタイプがありますが、特に女優さんのメイクなど、肌に個性を出しすぎないメイクを求められる場面が実は多くあります。そんなときに活躍するのがこのセンサイの下地。裏方として肌の土台を整えて支えるという下地本来の役割を追求しており、肌色を問わずになじむ、穏やかなトーンアップ感もいい。次に使うファンデーションのつきを高め、くずれにくくする接着剤的な作用も高いので、『今日のテーマは〇〇!』というのがなく、個々のパーソナリティをいかすメイクをする日に手が伸びる下地です。2019年に発売されたアイテムで、約3年間で5本以上はリピート。息が長いですね〜! ヘアメイク仲間にも紹介したところ、真似して使っているよ、という声もよく聞きますので、汎用性の高い下地としてプロにも支持されているのだと思います」


混色の楽しさが詰まったコンシーラー!
白×緑は夕方のくすみカバーにも

「点描画の理論で、マーブル状の4色を混ぜることで肌色が作れるというユニークなアイテム。付属の小さなチップを使えばシミのカバーができますし、ブラシでぐるっと混ぜ取り気になる部分にトントン、さらにちょこちょこっと1色ずつ肌の上で混ぜることで自分にぴったりの肌色を作ることができるんです。でも私の一番のお気に入りはグリーンと白の部分を混ぜてハイライトとして使うこと。2色を混ぜて目の下の美肌ゾーンにすっと磨き上げるようにつけると、潔い白! パウダーが柔らかく、しっとりと溶け込むようなマットな質感なのでパーンと明るくなりつつも上品な仕上がり。この質感の白緑は他にはないんですよね。混色して赤みや色ムラのカバー、白緑でくすみを払い、右のピンクでチークの付け足しができるので、夕方のミニマムなお直しアイテムにもおすすめ。私は特に白と緑の部分はヘビーユーズですぐに穴があくのでその度に買い足しています。色を混ぜて肌色を作ってカバーするというコンシーラーの基本が楽しく体感できるので、苦手意識がある方こそ挑戦してみてほしいですね」

どんなファンデーションとも相性がよく、肌の屋台骨をつくる。そんな長井さん厳選のベースを取り入れて、“いつものベースメイク”のクオリティ向上にぜひお役立てください♪

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撮影/河野 望
構成・文/村花杏子

 
 
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