今回のモデルさんは……

 

伊與田愛子さん(40歳)
スポーティなスタイルが定番の湘南在住の2児の母。年齢を重ねてまぶたのたるみや目の下のしわが気になるように。スキンケアでしっかり保湿をした後、美顔器でお手入れしているそう。「普段は薄メイクです。40代になってから唇のくすみや血色感の無さが気になっています」。

 

予算1万円以内でセレクトしたコスメはこちら!

 

左・メディア リュクス ラスティングベース 全1種 SPF20・PA++ 30mL ¥1320(編集部調べ)/カネボウ化粧品
右・メディア リュクス パウダーファンデーション 全3色 ¥1320(編集部調べ)、同パウダーファンデーション用ケース ¥880(編集部調べ)/ともにカネボウ化粧品


 Skin 

 

今年の秋にデビューしたメディア リュクスの化粧下地とファンデーションで柔らかな肌に。「パウダータイプなのにこの密着感! まず、面積の多い頬から塗っていきます。頬の中心から外側に向かうようにスポンジをすべらせて」(山下さん)。

――パウダーファンデの塗り方のコツは?

額やあご・小鼻を塗る時はファンデを二度付けしないこと! 特に小鼻のまわりは粉がヨレて溜まりやすいので、粉っぽい厚みのある顔になってしまいます。スポンジに残ったファンデで十分。一緒に使った化粧下地も色ムラや赤みをカバーしてくれるので、ここはセット使いがおすすめです。
 

目元メイクで使ったプチプラコスメはこちら!

 

左・ヴィセ ニュアンス マット クリエイター 全5種  ¥1320(編集部調べ)/コーセー
中・ファシオ ペンシル アイライナー 全4色  ¥1100(編集部調べ)/コーセー
右・アイ エディション (マスカラ)G01 ¥1320/エテュセ

 

 Eye1 

 

①ヴィセ ニュアンス マット クリエイター(PK-4)の左上をまぶた全体と下まぶたに塗ります。「まぶたの色ムラやくすみが気になっている人におすすめ。アイベースとして使用しました」(山下さん)

②右上のくすみパープルをアイホールと下まぶたに重ね塗り。

 

③右下のボルドーを黒目の上にポンポンと塗って。「いつものメイクだと目尻のキワにちょんちょんと重ねて……と、教わりますよね。でも、今回はあえてセンターに入れて、黒目の幅だけに塗ってタテラインを強調します。すると大人のぼやけた目元がはっきりとして、大きく見せる効果があるんです」(山下さん)

 

④ファシオ ペンシル アイライナー(02)でまつげとまつげの生え際を埋めるように描く。目尻は延長線上に5ミリほど描いて。

――大人に赤み系メイクのTOO MUCHが心配です。その場合の修正方法は?

「赤みがあるアイシャドウで目の腫れぼったさを感じる時は、明るいシャドウを重ねたりアイライナーをひくと、悪目立ちが軽減できます」(山下さん)
 

 Eye2 

 

⑤ヴィセのアイシャドウパレットから左下のダークブラウンをアイブロウ代わりに。「ブラシに取ってから手の甲で余分な粉を落とし、眉の形を作ります。モデルさんの眉はしっかりあるので、薄いところを足す程度でOK」(山下さん)

⑥グロッシーなカラーで上品にまつげを彩る、エテュセのアイ エディション(G01)。上下まつげにたっぷりと塗って目元が完成!
 

頬と口元で使ったプチプラコスメはこちら!

 

左・メディア リュクス ティントルージュ 全6色 ¥880(編集部調べ)、同 口紅用ケース 全3種(L)¥660(編集部調べ)/ともにカネボウ化粧品
右・セザンヌ フェイスグロウカラー 01 ¥660/セザンヌ化粧品

 

 Cheek&Lip 

 

①セザンヌのフェイスグロウカラー(01)の右側のアプリコットカラーをチークに。「頬の高い位置からこめかみに向かって斜めに細長く入れてください。正面からサイドに流れるように入れると、頬がまるみを帯びて優しい雰囲気に。頬が痩せてしまっている人におすすめのテクニック」(山下さん)
 

大人メイクは隙間を埋めるテクニックを!


セザンヌのフェイスグロウカラーの左側のハイライトを綿棒にとり、目頭と下まぶたのライン状に重ねて。「キラキラと光を集め、自然な立体感を演出します。まつげとまつげを埋めたり、目頭にハイライトを置いたり、“隙間を埋めるテクニック”があるとないとではメイクの仕上がりに大きな差がつくんです。40代からのメイクは丁寧なメイクを心掛けて」(山下さん)。

 

②メディア リュクス ティントルージュ(RD-06)を唇の中心に直塗り。
「唇が上品に染まっているようなイメージで。ここではリップラインは敢えて取らず、唇の中心に直塗りした後、指でぽんぽんと伸ばして自然な仕上がりに」(山下さん)
 

間延びしやすい目元をメリハリよく
タテ×ヨコのメイクで引き締めて

 
 

ベースメイクから眉、目元、頬、口元までのフルメイクで、まさか1万円以内とは思えないほどの高級感ある素敵な仕上がり! 秋冬のファッションが一気にあか抜けました!