冥王星が【テクノロジー】を表す水瓶座に
「始まり」と「終わり」が混在するここ数年にかけては、新たなテクノロジーにも注目が集まりそう、と水晶先生。
「【破壊と再生の星】と言われている冥王星が、2023年の３月24日〜６月11日に【テクノロジー】と縁が深い水瓶座に入るんですね。2024年には完全に水瓶座に移行しますから、新たなテクノロジーが社会に与える影響は大きいでしょう。科学や医学にかかわる倫理観も変わりそうです。そこから10数年間、冥王星は水瓶座に入ったままなので、冥王星が水瓶座を抜ける頃にどんな世界になっているか今から楽しみですし、私もぜひこの目で見てみたいですね」
2023年は休息もしっかり、その後の変化に備えよう
ちなみに、止まらぬ円安や物価上昇など気になる経済面の激動は、実は2018年から経済を司る牡牛座に【革命の星】の天王星が入っている影響が強い。さらに、2023年5月17日に牡牛座には、【拡大・発展の星】の木星が入るといいます。引き続き良くも悪くも経済にスポットが当たる１年となるそうですが、木星がもたらす影響はこれだけではない模様。
「木星は2022年の10月28日〜12月20日まで一時的に魚座に戻り、2023年5月17日まで牡羊座へ、その後は牡牛座に入ります。牡羊座は12星座の始まりの星座でもあるため、何もないところで生きる生存能力、サバイバルなどがキーワードになります。一方の牡牛座は、食べること、生存のために必要な道具などがキーワード。誰もが未知の世界に踏み出すようなワクワク感を抱けると同時に、覚悟も必要な時です。
ひとつの時代が終わり、徐々に変化が顕在化してくる2024年。その準備年となる2023年はサバイバル力も大事ですが、いろいろなデトックスも大切。その意味でも、疲れたら食事と休息をしっかり取って、英気を養っていきましょう。2025年の風の時代の加速化へ向け、変化の波に乗る力を蓄えるべく、心と体の健康をしっかりキープするようにしましょう」
水晶玉子（すいしょう・たまこ）さん
占術研究家。西洋・東洋の枠を超え、多様な占術を研究、執筆。「ダウンタウンDX」ほか、TVやラジオに多数出演。空海が伝えた宿曜経を元にした「オリエンタル占星術」は“魔のウィーク”など毎日の運勢が怖いほど当たる！と定評あり。『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』はシリーズ累計56万部突破。『SPUR』『MENS'NON-NO』等の雑誌連載や占い特集、「マンダリン占星術」「新ペルシャン占星術」などの占いサイトも好評。
『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2023』
著者：水晶玉子 集英社 1760円（税込）
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取材・文／金澤英恵
構成／山崎 恵
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