トータルセルフケアブランド『AKN/R』(アクニー)をローンチしたモデルの梨花さん。第一弾は、多くの大人世代と同じように悩んでいた「髪と頭皮」にアプローチするヘアケアラインナップ。ある時期にご自身も抜け毛に悩み、エイジングしていく毛髪に不安を覚えていたと言います。
 

髪がスルスルと抜けることに
少し恐怖を感じていた

 

――流行のミニボブがとてもお似合いです。歪みを感じさせない美しいストレート、程よいハリコシ感、そして輝くツヤなど、とても恵まれた髪質のように見えますが……。

 

いえいえ、そんなことはなくて、私もある時期、髪のうねりと抜け毛がとても気になって。当時はまだ髪が長くて、ひっつめていることも多かったし、髪への負担も大きかったのかもしれません。例えば“手ぐしをすると指に抜け毛が絡まる”、“床を見ると何本も抜け毛が落ちている”とか……。このままどんどん薄くなっていくのか不安な時もありましたが、実際は髪の毛って誰でも1日100本から150本ぐらい抜けるのが当たり前なんですよね。ただ、当時はヘアケアへの認識が浅くて、ネガティブな気持ちばかり募っていました。

――梨花さんはアクニーのヘアケアのラインナップを手掛ける中でブラッシングの重要性に気付かされたそうですね。

はい。きちんとしたブラシで髪をとかすと、髪の中に埋もれたままの抜け毛がきれいに落とせるし、同時にキメが整ってツヤも蘇る。あと、毛穴に引っかかる“抜けかけの毛”も無理なく落とせる。これ、とても重要なプロセスなんです。
 

シャンプータイムにブラシを併用。
この組み合わせで、髪はもっときれいになれる

 

――本当にそうなんですよね。でも、髪に変化を感じ始めると特に抜けることに恐怖を覚えるのは、とてもよくわかります。

でも、実は、細毛やうねりの原因となる毛穴詰りを解消するには、スムースな髪の生え変わりに備えて「いらなくなった毛髪は落とす」こと、さらに毛穴に詰まった汚れを取り除いて「クリーンな毛穴環境に整える」こと。この2点が優先課題と言われているんです。それもあって、ブラシの開発にもかなりこだわり、長短2段の先玉ピンを組み合わせた、クラウン型の構造にしました。毛穴汚れをきちんと掻き出せるので、シャンプーの時にぜひ取り入れてほしい。そのために柄の部分もプラスチックにしました。本当はおしゃれな木製とかにしたかったんだけど、お風呂場でも使える実用性を優先しました。

しっかりブラッシングしておけば、指だけでは落ちきらない毛穴の汚れを取り除くことができるので、その後のセラムもスムースに入りやすいんです。いらないものはきちんと落としてから栄養を入れると、髪って本当に蘇るから! つまり、ヘアブラッシングって洗顔を丁寧に行う行為と同じだと思うんです。だって、洗顔しないで化粧水だけつけるって、しませんよね?

――本当にそうですね! 

このブラシは、シャンプーのときはもちろん、ドライのときにも使って欲しいですね。以前はヘアアイロンで仕上げていましたが、今はこのブラシしか使っていません。とにかくブラッシング! ブラッシング!って(笑)。でも見て! 全然、歪んでないでしょう?

 
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