和菓子なら今話題の「火の羊羹」はいかがでしょう


1月8日、9日に「掛川城 二の丸茶室」にて行われた、ALSOK杯 将棋王将戦、『藤井聡太王将 対 羽生善治九段』で提供された「火の羊羹」を買いにお店に向かいました。

創業明治二十五年の伊藤菓子舗さん

静岡県の相良町から茶処掛川、火防の神として広く知られる霊地秋葉山を通り、信州へと続く秋葉街道にちなみ、強い火加減でしっかり練り上げられたことが、「火の羊羹」の名前の由来だそう。

こちらが「火の羊羹」です。季節により数種類ある羊羹ですが、勝負おやつには、この3種類が選ばれていました。「本煉」、「ゆず蜂蜜」、「掛川茶」です。カラフル好きにはたまらないカラーコンビネーションです。今は、王将戦で話題になり、午前中で売り切れてしまう日が多いようです。早めにお店に伺って購入できました。

藤井王将、羽生九段お二人がおやつに選んだ「火の羊羹」、報道で紹介されていた盛り付けにならい、3種類を少しづつカットしていただいてみました。お皿はお気に入りの丹波立杭焼。どれも程よい甘さで美味しいです。特に、ゆず蜂蜜。甘味と柚子の風味のバランスが絶妙でした。

こちらのお店の看板商品「家伝 本かすてら」「黒黄金(くろがね)どらやき」もお店に並んでいました。どちらも¥155(税込)ですよ。
焼き色もまた美しい。こちらのお皿も丹波立杭焼です。

この日は、いちご大福と、はっさくみかん大福もお店に並んでいました。

はっさくみかん大福は、オレンジとイエローのお皿でいただきました。想像以上に可愛く盛り付けられました!


特にはっさくみかん大福。ふさから丁寧に取り出されたはっさくが、あんに包まれ大福になっています。はっさくの爽やかさと、あんのハーモニーがたまりません、この丁寧な仕事がもたらす幸せ、格別です。

お店は掛川城近くの商店街にあります。お店のガラス戸には「伊藤菓子調進所」ともありました。言葉の通り、ととのえておさめられている和菓子でした。調進:注文品をととのえて納めること。 出典:辞典オンライン国語辞典