年齢を重ねる度に増える白髪染めの回数。スパンが短縮されてくると、どうしても髪ダメージが気になります。「きれいに染めたいけどダメージも抑えたい!」そんな人におすすめなのがオイル系カラー。今、ダメージの少ない白髪染めとして取り入れているサロンが増えているとか。オイルの力でダメージレス&ツヤ感が上昇する、大人世代にマッチした白髪染めを取材しました。

 

教えてくれるのは……
MAGNOLiA表参道店代表・SHINさん

 

表参道店代表のSHINさんは、30代後半~50代の顧客を数多く抱える、大人世代から人気を誇る実力派スタイリスト。「パーマと白髪染めの併用」、「傷まないカラー」、「長持ちするカット」など、大人の複雑なオーダーにもNOと言わない凄腕の持ち主で、メディア等でも活躍中。


染めながら髪の
コンデションを引き上げる!?


白髪をきちんと染めたい派にとって、繰り返し行う白髪染めにはダメージの不安がつきまとうものです。そもそもなぜ白髪染めはダメージにつながるのでしょうか。「白髪染めなどの染毛剤は、基本的に髪のキューティクルを開いて染料を髪内部へ届けます。そのため毛髪全体に負担がかかってしまうのです」とSHINさん。

そこでおすすめなのが、オイル系カラーだそう。
「オイルカラーの施術法はいくつかあり、代表的なのは染料そのものにオイルが配合されたものです。これは、キューティクルを開かずに染め上げることができるので、ダメージの軽減になるといわれます。他には、白髪染めカラー剤に有効オイルを混ぜながら、オリジナルのオイルカラーを使用する方法もあります」
 

“サジーオイル”が
白髪染めの髪に有効なのはなぜ?


中でもおすすめなのが、超希少といわれる“サジーオイル”を取り入れたレシピだとか。
「サジーオイルはアンチエイジング効果で注目のオメガ7を豊富に含み、高い抗酸化力で知られています。これが白髪染め染料によるダメージから頭皮と髪をしっかり守ってくれるため、繰り返しの白髪染めの不安もかなり軽減されるでしょう。また、頭皮に十分な潤いを与えるため、施術前の頭皮と髪にもたっぷりとサジーオイルを含ませれば、薬剤へのバリア効果だけでなく、うるおいと深いツヤ感のある、健康的な髪色に仕上がります」

 
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