デニムをはくために無理や我慢はしたくない。好きなものを食べて、好きなデニムを堂々と着られる人でいたい【料理家・和田明日香さん】

「ジャケットとパンツをセットアップで着てもいいですし、すっきりとしたシルエットのデニムなので、トレンドのフェミニンなブラウスと合わせても。脚長効果のあるデニムパンツなので、スニーカーなどフラットなシューズを合わせて、スタイルよく見せてくれますよ」とコーディネートのアドアイスをいただきました。ちなみにSHIPS×BIT BLUEのネームラベルに施されたイニシャル「a.w」の刺繍がとってもキュート！　ぜひ実物でチェックしてみてください。

――先日、和田さんのリアルな家ご飯をまとめたレシピ本第２弾『楽ありゃ苦もある地味ごはん。』も発売になりましたが、このレシピを食べていれば、変に太ることはないですかね？

「私はそう信じています(笑)。実際に毎日食べてもらっても、飽きない味付けだし、茶色ですが、野菜も多め。タイトルにもある通り、代わり映えのしない地味なごはんですが、我が家の日常の食卓を、等身大でそのまま1冊にまとめたレシピ本。それは第１弾と変わらないコンセプトです。もしかしたら今回は定番メニューも載せているので、より日常のごはんかもしれません」

――料理の名前もユニークで、それにまつわるエピソードもくすりと笑えたり、心がほっこりしましたし、読んでいるだけでも楽しくて、自分でも作りたくなりました。おっしゃる通り、ハンバーグやコロッケなどの和田さんの家の定番のレシピを載っていたのもうれしかったです。

「今って検索すれば、どんなレシピでも何千、何万と出てきますよね。だから、第一弾を作ったときは、皆さんそれぞれに好きなレシピがありそうな定番メニューは載せなかったんです。でも、今回はみんなに決まったレシピがありそうな定番だからこそ、じゃあ私はこんなふうに作っているよ、というのを伝えるのもいいのかなと思えたので、載せることにしました」

――第一弾では載せられなかったレシピが今回は掲載されていると聞きました。

「パエリアですね。なかなかレシピが安定しなくて、第一弾では掲載を見送ったんですが、その後に我が家に炊飯器がない期間があって、そのおかげでレシピを完成させることができました。テレビの企画で炊飯器をリサイクルショップに出すことになり、新しい炊飯器が来るまでの2週間、土鍋生活を送っていたんです。そのときに、家電に頼らずにご飯を炊いていたら、お米と水分の関係性を掴むことができて、安定したパエリアのレシピが完成しました。テレビ番組の企画のおかげです(笑)」

ファッションと料理。「衣食住」のうちのふたつを軽やかに自分らしく行き来する和田さん。どちらも人生に不可欠なものであり、豊かにするもの。ぜひ和田さんの提案する”衣食”を体感してみてくださいね。
    

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