でも、2人に1人が「愛想を振りまく」が正しいと思っている!
文化庁の調査によると、本来の意味とされる「愛嬌をふりまく」を使う人は43.9%。「愛想をふりまく」を使う人は48.3%。意見が真っ二つに分かれているのがわかります。
今は「愛想をふりまく」も正しいとする辞書も!
もともとは「愛嬌をふりまく」が正しい言い方とされてきたのですが、近年では「愛想をふりまく」も正しいとしている辞書もあるんです。
①客に心からサービスしようとする、応対の仕方や顔つき。「愛想がいい/愛想を振りまく/何のお愛想もございませんで〔=おかまいも出来ませんで」
②行為を持って、相手になってやる気持。
(新明解国語辞典 第八版/三省堂 より引用)
例文として「愛想をふりまく」と記載がありました。
少しずつ変化している言葉のようです。
ですが、本来の言い方としては「愛嬌をふりまく」であったので、それを覚えておくのはとても重要なことですね。
前回記事「全く予想ができなかったときに使う言葉は「思いもつかない」「思いも寄らない」のどっち?【間違って使われやすい日本語】」>>
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