<かけ算5>
一般事務 × プレゼン = 業務効率化の講師
一般事務の仕事は、縁の下の力持ちとして企業を幅広く支えています。その中では、業務効率化や業務改革に取り組んだ経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうした経験を積まれた方にオススメなのが、業務効率化をテーマとした「講師」の仕事です。
業務効率化をレクチャーする講師をおすすめしたい理由は、2つあります。まず、セミナー講師は慢性的に人手不足。プレゼンテーションスキルを磨けば、ご自身の経験を活かして、スムーズに講師としてのキャリアを切り開くことができます。2つ目は、ビジネス環境におけるニーズが拡大しており、今後も需要のある仕事だからです。人口減少で働き手が長期的に減っていく中、人を増やさずに業務の効率化で企業を維持していくことが近年重要視されています。業務効率化に取り組みたいと思う企業が増える一方、まだまだ実際に取り組んでいるところは少ないので、講師業を始めた際は比較的早期に引き合いが増えていくと思います。
講師業に必要なプレゼンテーションスキルは実践を重ねて身に着けていく側面が大きいものですが、プレゼンテーション検定など体系化された資格検定で知識を学ぶことも可能です。一般事務の仕事の中でも、分かりやすい資料作成に活かせるといったメリットがあるので、ご興味のある方はぜひ学んでみてはいかがでしょうか。
<かけ算6>
一般事務 × リモート = オンライン秘書
一般事務の多彩な事務仕事を扱ってきた経験やスキルと、各種関係者との調整スキルを活かすことで、秘書のキャリアを歩むこともできると思います。「秘書」と言うと、企業の秘書室といった部署で働くイメージを持つ方も多いかもしれませんが、昨今は「オンライン秘書」へのニーズも増えており、メールやチャットツールベースで秘書業務を業務委託として行えるシーンも増えています。
リモート実務検定などでリモートワークに必要な知識を振り返りつつ、もしチャットツールを使ったことがない場合は個人で一度使ってみるなどして、こうしたオンライン秘書の仕事にチャレンジしてみても良いかもしれません。資料作成やデータ入力といった事務仕事でこれまでの経験を活かせるのはもちろん、案件によってはSNSの対応などを行うことも。オンライン秘書業務の中で徐々に経験の幅を広げ、さらなるスキルアップにもつなげることができると思います。家庭の状況に合わせながら、理想の働き方を実現したり、1つの案件に絞って副業的に働いたりすることも可能です。
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