
「夫は、いつまでたっても独身気分が抜けなくて、いまだに育児や家事を『手伝う』と思っているんです。いまはもう愛情はゼロですね。産休中に夫の部屋で、すっごく気持ちの悪いものを見つけてしまい、それが決定打になりました」
それまで明るく振舞っていた瑛子さんが、少し言葉につまりながらその時のことを話してくれました。
前編はこちら>>家事や育児を「手伝う」気分が抜けない夫。妻が裏アカで吐き出す本音と、計画している「離婚」
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「夫の部屋を片づけているとき、いわゆる¨HなDVD¨の表紙がちらっと見えたんです。まぁ男性だし、多少そういう物を持っていても仕方ないかな、と最初は思いました。でも、奥のほうに隠していた衣装ケースを何気なくあけてみたところ、50本くらいの大量のDVDがあって。しかも、その多くが¨ロリコン¨と呼ばれる部類のものだったんです……。」
瑛子さんはその出来事が強烈すぎて、その日から現在までの約4年間、ご主人と夫婦関係を持っていないそうです。
「もう、気持ちが悪すぎて本当に無理でした。それで実は私、この話をSNSに投稿したんです。あ、もちろんこのままでなく、ディテールはかなり濁しましたよ」
瑛子さんにその投稿を見せてもらったところ、数百件にも及ぶコメントがついていました。当時は、瑛子さんに対して攻撃的なコメントもあったそうです。
「SNSってほとんどがウソだと思っているんですけど、1割くらい真実が隠されているんです。これは私の体感なので、データとかはないんですけどね(笑)。この話題を投稿したとき、多くの女性からは『同感!ムリ!』といった意見が寄せられました。でも、一部で夫を擁護する声もわりとあったんです。たしかに性癖は自由だし、それは他人が抑えつけられるものではない。見抜けなかったのは私なので、もうそこは諦めるしかないのかな、と。『暴力や暴言はなくて、給料は決めた額を入れてくれる、それだけでも良いことだ!』と、SNSでさまざまな意見を目にしました」
投稿した時は、頭に血が上っていた瑛子さんも、多くの人の意見を読むうちに考えが変わったと言います。
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