40代からは透明感がカギ。くすみケアは重ねるお手入れを
柳田:40代からはシミだけでのアプローチでは足りないのよね。肌のトーンをアップさせるブライトニング機能も欠かせない。つまりは、シミもくすみにもアプローチするコスメも要チェックですよ。
長谷川:ここ数年で「美白」から「ブライトニング」へと表現方法も変わってきていますよね。シミ(点)のケアももちろん大事だけど、くすみのない透明感のある肌(面)のケアが高まっているように思います。個人的には透明感を前面に打ち出したアルビオンの新美容液は注目しています。
柳田:シミ治療の内服薬でおなじみの、トラネキサム酸配合の美白美容液なので本格的なシミケアが可能。このアルビオンの美容液、美白であってもテクスチャーがとにかくいいの。サラサラしすぎず、でもベタつかず、適度なしっとり感が何とも心地よい幸福感に満ちた感触です。
岡部:ただ「白い」だけでなく、肌が持つ透明感を引き出すケアコスメは今後も増えていくと思うな。今年はシミや炎症のケアのほか、くすみも含めて総合的に応えるライン使いがおすすめ。美容成分を重ねて総合力で肌をサポートしていくライン使いは、ものすごく有利。糖化ケアにも徹底したアスタリフトや敏感肌でも美白ケアができるエトヴォスなんかは上手に作っているよね。
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岡部:まだまだ紹介しきれていないけど、今年の美白ケア製品はテクノロジーもさることながら使い勝手がものすごくいいよね。テクスチャーも香りも肌の仕上がり感も。
柳田:一回の使用で結果が出るのは嬉しいけど、化粧品の本当のスゴさって使い続けてこそ実感できるモノ。岡部さんがおっしゃるとおり、心地よさは大切なポイントですし、自分に見合ったコスメを選んでほしいですね。
長谷川:次回は美白ケアと切っても切り離せないUVケアについてお話を聞かせてください。
撮影/後藤渉、恩田亮一
ヘアメイク/山下美紀
取材・文/長谷川真弓
構成/國見香
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