11月から洋菓子の世界は、クリスマス一色。今年もワクワクのクリスマスパッケージのお菓子が、店頭に並んでいます。
お菓子箱とお菓子缶コレクターの私は、この時期テンション上がりっぱなしで、時間を見つけてはショップをパトロール。
今年もおしゃれで、お手頃価格のアイテム、厳選してお送りいたします。
老若男女に愛される「ヨックモック」のクリスマスコレクション
まずは洋菓子の王道から参ります。我らがヨックモック。
今年で設立55周年を迎えるヨックモック、定番のシガールは、国内のみならず海外の観光客の日本土産としても人気の不朽の名作です。
そんなシガールやラングドシャなどの人気のお菓子が、クリスマスの時期になると毎年スペシャルパッケージで登場。2024年のコレクションはふたつのシリーズで構成されています。
ひとつ目は、スウェーデンに伝わるサンタクロースの妖精と、幻想的なオーロラの風景が印象的な「トムテシリーズ」
もともと、ヨックモックの社名の由来は、スウェーデン北部の小さな街の名前。そんなスウェーデンに伝わるサンタクロースの妖精「ユールトムテ」が主役の絵柄が今年のデザインです。
シガール缶に描かれているのは、「オーロラが光輝くクリスマスの夜、プレゼントを配りに行くために、そりに積み込むユールトムテの姿」。そして、個包装にもさまざまな姿のトムテが描かれていて、見ているだけでワクワクします。
中身はヨックモックのロングセラー「シガール」。サクッとした食感とバターの風味がたまりません。
次に、白い缶が目を惹く「アソルティモン ドゥ ノエル」。
中身は、季節限定のラングドシャークッキー「ビエ オゥ ショコラオレ」とホワイトチョコレートでコーティングした「ビエ オゥ ショコラブラン」の詰め合わせです。
「ビエ」というのは、「折り畳んだ紙片」という意味。ふたつ折りのラングドシャを包んだミルクチョコレートもホワイトチョコレートも老若男女に好かれる優しいお味です。
缶に描かれているのは、昼の雪晴れに華やかに飾られたクリスマスツリーを、ユールトムテが嬉しそうに眺めている様子。個包装のパッケージのトムテがギフトを手にした姿にホッと和みます。
外見も中身も高得点のお菓子がどちらも2000円しないなんて、なんて良心的なのでしょう!
ふたつ目のシリーズは、ヨックモックの人気のお菓子があれこれ詰め合わせになった「ホリデー シーズン アソート」。
「ホリデー シーズン アソート」は、2003年よりフランス人女性画家クリーヴ氏が毎年デザインを描き下ろしています。絵柄の中に小さく年号が入っているので、それを探すのも楽しみのひとつ。
私のコレクションのごく一部ですが、2018年と2023年の缶がこちら。クリスマスカード入れとして再利用しています。
2024年は2種類の絵柄で、それぞれにテーマがあります。
26個入りのテーマが「クリスマスのお稽古」。
サンタクロースが伴奏するピアノに合わせて聖歌のお稽古をしている子どもたちが描かれています。ねこ、くま、トナカイ、鳥たちも参加しての楽しいお稽古です。
「2024」と「YOKUMOKU」の文字はというと、右下のサンタの袋に小さく描かれています。
46個入りのテーマは、「サンタクロースが駅に到着」。
陽気な列車で村にやってきたサンタクロースの様子が描かれています。
この絵柄にも子供たちと動物たちがいっぱい! 「YOKUMOKU」の文字は、駅舎の時計の下に、「2024」は列車に連結したソリに描かれていました。
そしてお菓子缶好きとして見逃せないのが、缶の側面の模様。
カラフルなミトンが整列していたり、ツリーが並んでいたり、細かいところまで可愛らしさを満喫できます。
個包装のパッケージも、ちゃんとホリデー模様なのがまた嬉しいポイント。どちらもアソートセットなので、ヨックモックの美味しいラインナップ5種がたっぷり入っています。
まず「シガール 」、シガールにミルクチョコが入った「シガール オゥ ショコラ」 、ラングドシャクッキーをミルクチョコで包んだ「ビエ オゥ ショコラオレ」 、スライスアーモンドをのせた生地を焼き上げ、ふたつ折りにした片面に、ミルクチョコをまとわせたクッキー「ビエ オザマンド ショコラ 」、アーモンド入りのクッキーの片面にミルクチョコをつけた「プラン リュンヌ」。
アソートの個包装は、「トムテシリーズ」とはまた違ったデザインを採用していて、シガールは、雪の結晶をモチーフに。クッキー類はトナカイ、クッキー、ツリーがカラフルに描かれたモチーフになっています。
どれも可愛すぎるので、個包装のパッケージも捨てられずノートに貼って楽しむことも。会社へのお土産やファミリーへのギフトにおすすめです。
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