こんにちは、エディターの昼田です。
ちょうど昨日、日本ではじめてヨガの雑誌を作った「ロータス8」と、マインド&スキンケアブランド「SENN」と私によるトークイベントがありました。
私の出版イベントならまだしも、ヨガインストラクターでもない私が(笑)、このような会に呼んでいただけるなんてありがたい話です。毎朝、音声配信「Voicy」で吉岡さんと生放送をお届けしていますが、今回お声かけいただいたのもそのご縁があってのことです。
冷静になってふと思ったのです。
あ、私の願望が叶っちゃっている、と(笑)。
こちらは2022年冬に書いた、リアルな私の「願望リスト」です。文章に加えイメージ画像も入れながら、叶えたいことを書いたものです。サイトで偶然見つけた写真でどこの誰かも分かりませんが(笑)、私が強烈に惹かれたのは、登壇者が楽しそうに話しているムードや衣装にテーマ性があり、チーム感があること(このケースだと花柄がテーマだったのでしょうね)。文化祭みたいでいいなぁ。
叶っちゃってますよね。
感覚的にはしんどいマラソンを走りゴールテープを切ったときのような「よっしゃ〜叶った!」というようなものではなくて、「あれ、そういえば叶ってた」みたいな感じです。
これを書いた2022年を振り返ると、移住先の山形にいた頃です。過去の記事にも書きましたが精神的に不安定な時期を過ごしていて、追い討ちをかけるように私の体調不良。さらには家族全員でコロナに罹患。一家の大黒柱なのに、年収は2020年の半分以下になりました(笑)。もう絶不調すぎて、着替える気にもなれない。元々メンタルが弱い人間ですから、動く気力も湧いてこない。そんな私が今、できることはなんだろう?
それは「希望を持つこと」。
唯一できることだと思った。
未来は不確実だからこそ、希望があるんじゃないか。
今直面している現実。その出来事に対してまずは落ち込み、味わいきる。湧いてくる感情を冷静に観る。私は何が不安で、どういう未来がくると思い込んでいるだろう? 次にやるのは、私が手にしたいのはどんな現実かを考える。
その作業が当時の私にとっては少しだけ心が上向く時間でした。どうだったら最高だろう。どうやって? は考えなくていい。
服捨てをきっかけに願望リストを作るようになりましたが、本格的なものを一年に一度制作するようになったのはこのときからです。もっと真剣に自分と向き合う。想像できる夢じゃなくて、大胆な願望。現在地から未来までの距離は考えない。バカになって自分の枠を広げ、誰にも見られないのだから遠慮なく望む。ただただ欲しいゴールを決めるだけ。
「本を出したい」というのもそのときに書いたものでした。当時は以前の連載を初めてわずか数ヵ月。トークイベントどころか出版の話は全く出ていませんでした。現実味は一切なかったけれど、叶ってます。引き寄せ、とも言えるでしょうね。
願ったからこそ手にできるものがあります。今苦しい人も、迷いの真っ只中にある人も、願望を持つことからすべてが始まります。
今日のワーク
最後にわたしがよくやっているワークをご紹介しますね。
欲しいもの、やりたいことを思いつくままに書いてみます。何も思い浮かばない? だとしたらまずは、一人でリラックスできる時間を持ちましょうか。お気に入りのカフェに行くもよし、寝そべってユーチューブを見るのもよし。まずは、体と気持ちをゆるめて、バカになることがポイントです。すると何か浮かんでくると思います。「以前気になっていたあれをネットで検索してみようかな」「あれ食べたいな」「今度あの人に連絡してみようかな」。やりたいことってまずはそんなものでいいんですよ。練習あるのみ。慣れれば書き留める手が追いつかないほど溢れ出てくると思います。
<新刊紹介>
『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』
著・昼田祥子
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講談社
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クローゼットに収納術はいりません。
「クローゼット=本当の自分」にできれば、勝手に整うものだから。
ただ、自分の心地よさに従うこと。
本来の自分を生きるという覚悟を決めること。
捨てられずに人生を詰まらせているものに向き合い、手放していけたとき、人生はすごい速さで自分でも思いがけない方向に進んでいきます。
1000枚の服を溜め込んだファッション雑誌編集者の人生を変えた「服捨て」体験と、誰でもできるその方法を伝えます。
構成/出原杏子
前回記事「産後うつや婦人科系疾患からのうつ。メンタルが弱すぎる私でも、人生は楽しいものに変えていける!」>>
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